浦和の新監督がまるで本職の人みたいだと噂になって、公式戦を重ねる度にネット上ではお祭り騒ぎでした(笑)。
初陣の広島戦では、まるで総会屋みたいだ。
次の仙台戦では、ピッチでコケた菊地大介を叱る肉声がテレビ中継に拾われてまるでヤ●ザみたいだ。
アウェイの神戸戦では、渋い顔してバスから下りる姿がカチコミに行くようだ。
そこから後は、柏木に後ろから声をかける姿がドスで刺したみたいだとか、背広のポケットに手を入れただけでチャカを抜こうとしているとか…もうメチャクチャでした
。

とは言え緻密に分析する理論派らしいので、インテリ●クザという例えもあながち的外れではないかもしれません
。大槻監督が就任してからの浦和は負け無しと、敵ながら恐ろしい話でした
。
ただ新監督が決まったため大槻監督が暫定的に指揮を執るのはこれが最後だという公式発表が急遽発表されて、「札幌の叔父貴」ことミシャ監督の率いる札幌との抗争(J1リーグ)がアウトレイジ最終章
になりました。
本業は清水とやや遠いので昼間まで仕事して、午後から噂の現場へ急行しました
。
叔父貴の構成員(サポーター)も多数駆け付け、ビジター側は完売したそうです
。

試合は浦和ペースで進みましたが、札幌もたまに鋭い反撃を仕掛けます。少ないチャンスをモノにしていくサッカーは健在で、これにミシャスタイルを上積みしていきたいのかな
と想像つきます。
元浦和組組員の駒井選手は、契約上出場できませんでした。
川崎から旅に出ている(期限付移籍)三好が、思い切りのいいプレーでチャンスを作っていました。
しかし札幌の守備陣が粘り強く守っていた事も有りますが、あれだけ攻めてゼロとは浦和にしては珍しいです
。
FC●京が相手の時はワンチャンスで沈められる事が多いだけに意外だと思いながら見ていました。
0-0で試合が終わると代行(大槻組長)と先代(ミシャ叔父貴)の手打式
健闘を称え合って熱い抱擁を交わしていました。
ただ試合後は、送別セレモニーみたいなものは別段有りませんでした。
約3週間の就任期間で6試合を4勝2分と怒濤の勝率
。あそこまで記憶に残る監督は近年では非常に稀です。
試合翌日にヘッドコーチに就任することが決まり高級スーツとオールバックは封印して、赤菱会系大槻組
は伝説となりました。
お勤めご苦労様でしたm(_ _)m


