7試合勝ちの無いFC東京と9試合勝ちの無いG大阪による今季最終節になります。
試合前はホーム最終戦にしてはイマイチ盛り上がりに欠いていましたが、試合前日になって石川直宏スタメンか
というニュースを見て急遽モチベーションが上がりました
。
もはや言うまでもなくナオは今季限りで引退する選手で、最後の最後に「出し切る」と長期間にわたるリハビリをこなし虎視眈々と出番を窺っていました。そして観客の我々もナオの復帰を心待ちにしていました。

お別れは石川だけでなく、徳永も来季は長崎に移籍するので東京ではこれが最後の出場になります。
スタメンは徳永がキャプテンで、この日の主役石川ナオは右のシャドーの位置に入りました。
序盤こそはナオが持とうとしても潰され収まらなかったですが、途中からシャドーというより右のFW的なポジションを取るようになるとナオが見せ場を作ります。
高萩のパスに抜け出したり、拳人のパスからシュートを撃ったり、CKも蹴ったり…ナオがボールを持つと会場が沸き立ちます。
楽しそうにプレーする姿は、見ている方も楽しくさせます
。ホームゲームの楽しさというものをナオヒロが思い出させてくれました。
最近の吹田さんも東京同様に
良い選手が沢山いてもチームとして上手く機能していない印象を受けました。
余談ですが、選手紹介の時に長谷川健太氏になぜか拍手が起こりましたが、試合の翌日監督就任の公式発表がありました(笑)。
0-0ながらも試合の流れは概ね東京ペースでしたし、今年の吹田さんは調子が悪そうなので久し振りに勝てるかもって雰囲気が漂い始めました。
だからナオを下げちゃったのかな
まぁフル出場は厳しかったかもしれないですけど…。
57分にナオは永井と交代になります
。更には久保と大久保を一気に投入して勝負に出ます
。
がしかし、決定機を作ってもシュートがジャストミートしなかったり、バイタルエリアで回してるだけで前線に人がいなかったりミドルも撃てなかったり…ナオが下がって楽しさが半減しました
。
永井だけならともかく、ウタカや嘉人までもがそんな感じで見事なまでの決定力不足でした。ただ建英のシュートは東口がパンチングしましたが、可能性を感じる良いシュートでした
。
試合は0-0で終わり、試合終了後にホーム最終戦のセレモニーが行われました。
まずは大金社長に大ブーイングが飛びました
。
そして、久々に表舞台に顔を出したモリゲ主将が自己紹介してから(笑)挨拶を始めました。悔しいシーズンがあったからこそ来季はタイトルが欲しいと明言しましたが、ならば来季も東京に残ってくれると受け止めて大丈夫かな
徳永は今までの思いを手紙にしたため、東京への感謝と故郷のサッカーを盛り上げたいという抱負を語りました。
この日の主役石川ナオは東京への感謝だけでなく、対戦相手G大阪へのリスペクト、古巣横浜FMへの感謝、裏方さんに対する感謝の言葉まで言及していました。人間の器ってものがやはり違います
。
最後はナオ&トクがオープンカーで半周すると、バクスタホーム側特別ピッチサイド席の「ナオシート」の観客とハイタッチ。
ゴール裏で全選手が集合写真を撮って、2人を胴上げして、2人のシャー
で今季のJ1リーグは全日程が終了しました。

石川直宏選手は長年の選手生活お疲れ様でしたm(_ _)m
徳永悠平選手は長崎で頑張って下さい
