U-23手倉森ジャパンがやってくれました。日本代表に成長と誇りをもたらしてくれました。
予選リーグ
①×北朝鮮1-0
初戦からとんでもないチームが来ました。元帥様が国費で派遣したのかな?日本よりも観客が多かったのには驚きでした。
早い時間帯にCKから植田が決めて先制すると、その後は防戦の時間帯が続きましたが何とか守り切って見事なウノゼロでした。
②×タイ4-0
試合前は北朝鮮同様歴代最強と言われていました。中にはタイのメッシなんて呼ばれるテクニシャンもいました。
ただ早い時間帯に先制すると、日本が落ち着いてボールを回せるようになり、蓋を開けたら予想以上の大差で快勝していました。
③×サウジアラビア2-1
この時点で予選突破を決めていたのでメンバーを入れ替えてきました。中2,3日の強行日程でしたので一部の選手を休ませたり控えの選手を試したりその控えの選手が結果を残したりとおいしい消化試合になりました。
3戦全勝で予選首位通過です。
準々決勝④×イラン3-0
攻撃陣の破壊力は凄いけど、守備陣はゴツイ割には意外と大した事は無く予想以上にボールを持てていました。
スコアレスのまま日本は今大会初の延長戦に突入しました。
中島翔哉の左45度からのミドルで2ゴールはゴラッソでした。その翔哉は今大会のMVPに選ばれました。
準決勝⑤×イラク2-1
ドーハ開催のイラク戦で勝てれば出場決定…と何だか因縁めいたものを感じます。
イラン同様縦に速いサッカーで攻撃陣の破壊力は凄いです。
イラクに勝って6大会連続の五輪出場を決めて、1993年のドーハの悲劇は時を経てドーハの歓喜に変わりました。
決勝⑥×韓国3-2
試合前には政治や歴史の問題を全面に出して騒ぎ立てる「年中行事」に加えて、日本をバカにするようなメッセージも色々と用意していたようです。
そう言う時にはJリーグでもそうですが、フラグが立ちます(意味深)。
序盤は韓国にしては動きが固かったのでいきなりチャンスが有りましたが、鋭い反撃からのクロスをダイレクトボレーで合わされて先制されてしまいます。
1点のビハインドで前半を折り返すと、後半開始と同時に日本も1トップにして中盤を厚くしてミラーゲームにして挑みます。
前半は韓国の中盤を捕捉し切れなかったのでこれが結果的には勝利の転機にはなりましたが、その矢先に速攻を喰らい失点してしまいます。
2点差になると浅野を投入。
今大会の韓国は後半運動量が落ちると言われていましたが、本当にそうでした。
途中からの快足FW浅野の投入は大当たりでした…ってコレはサンフレッチェでよく見るパターンです。
浅野が2点矢島が1点、0-2からの大逆転でした。
終了間際にはあの韓国が焦りまくるアジアでは珍しい状況を目にします。
ロスタイムには「うなだれる韓国サポーター」なんてアナウンサーが喋りだす場面もありました(笑)。
プレーも荒くなって来ましたが、日本も上手く冷静に時間を使い歓喜の瞬間が訪れました。
今大会は中東でのセントラル方式で、しかも出場枠はたったの3つ。
熾烈な条件で今回は落としても仕方ないと話す専門家も実際いました。
しかし試合ごとにチーム力を上げて最高の結果を出しました。
おめでとう、そしてありがとう。リオ五輪本大会での健闘を祈念してします。