J3リーグ誕生に伴い毎年開催されていますが、今年は都内で試合が有りましたので観てきました。
対戦カードは町田×大分で、場所は野津田です
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前に観戦した時にはメインスタンドが工事中でしたが、そのメインスタンドもとっくに完成しています。
設備はキレイで座席は傾斜が付いていて、陸上競技場にしては見やすかったです
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ホームの町田は勿論の事ビジター側の大分サポも集結して、座席は試合が開始する頃にはほぼ満席になっていました
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それもそのはずで、日曜日は町田のクラブ史上最多動員数だったそうです
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双方のサポさんが気持ちの入ったバモスを敢行して、愛すべきクラブを勝たせたい情熱で充満したスタジアムは良い雰囲気でした。
そんな中で試合が始まると、序盤からホームの大声援に後押しされた町田優勢で試合は進みます。
ただ内容でいくら押していても失点する時は一瞬なのがフットボールの怖いところで、大分がセットプレーからダニエルが頭で合わせて先制します。
しかしロスタイムに町田が流れるような攻撃から、町田のエース鈴木孝司がボレーで上手く決めて良い時間帯に追い付いて前半を折り返します。
どこかのクラブ(笑)で見たことが有った是非とも見たい選手達は、幸い全員出場しました
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重松は左MFで左サイドから時として中に入りチャンスを何度も作り出していました。壁に当たりましたが何とFKも蹴っていました。
森村はボランチで得意の左足からボールをよく捌いていました。左足でまいた感じの鋭いCKも蹴っていました。
重松も森村もどちらも町田のキーパーソンって感じの存在感でした。
一方ミスタートリニータこと高松番長はベンチスタートで、ずっと目の前でアップしていました。終了間際にちょっとだけ出場していました。
後半になって運動量がやや落ちて試合が膠着すると、先にカードを切ったのは大分でした。パウリーニョを投入します。
だがパウリーニョ投入直後にまたまたエースの鈴木孝司が低い位置で上手く収めてからの森村とのパス&ゴーでカウンターになり、最前線に走り込んで合わせて逆転ゴールを決めました。
スタジアムは凄い盛り上がりになりますが、町田が引き離した直後に大分が退場者を出して一時ピッチ内が荒れます
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だが大分が10人になった所で、試合の流れが一気に町田に傾きました。
逆に大分は2人目の退場者を出して、肉離れを起こす選手も出てきて一気に緊急事態と化します。
ここで高松がピッチに入りますが、ベンチもまた途中交代で入ったFWのパウリーニョを下げてFW同士を交替させるような混乱ぶりでした。
結局そのまま町田が2ー1で勝利して、(大分が自滅したって部分も有りますが)あまりディビジョンの違いを感じないような入替戦の第1戦でした。
町田が良かったのも有りますが、かつてはあんなに強かった大分の不振にも驚きました。
町田には大分開催の第2戦で引き分け以上に持ち込んで、J2復帰を決めてもらいたいです。
そうなれば東京のフットボールシーンがもっと面白くなります。