今年の天皇杯決勝戦は元日でも国立でもありません。12月13日に横国です。

三冠を目指すG大阪と今一番勢いの有る山形との一戦でした。

モンテディオ山形はJ1昇格プレーオフの次は天皇杯と、毎週ビッグマッチが続いて大忙しです。

ここ数年では珍しく当日券が出ましたが、47829人入り予想以上には盛り上がりました。






開始早々オフサイドにはなりましたが石崎男塾特有の鬼プレス&ショートカウンターから松岡がGKと1対1になってあらっと思ったらその直後、ガンバのゴールキックからパトリックが頭で落として宇佐美が直接振り抜き山岸が弾いたこぼれ球にも反応して流し込みG大阪が先制しました。

試合が開始して僅か4分の事です。早めの先制点で吹田側はかなり楽になって動きが良くなります。

先制点の宇佐美は、今度はアシストを決めました。クリアボールをキープしてカウンターを仕掛けるとラストパスを送り、パトリックが流し込んで2ー0で前半を折り返します。

前評判通りG大阪優勢の展開になりましたが、元水戸ちゃんのロメロ・フランクが1点返すとまたまた面白くなってきました。

実際ディエゴの惜しいシュートや宮阪のフリーキックなど見せ場は作っていましたが、ゴールネットは揺らせませんでした。

そんな時間帯に山形のコーナーキックのクリアボールからガンバが繋いで攻め上がり、ミドルレンジから放った宇佐美のシュートは山形の選手に当たってゴールに吸い込まれ3ー1。

これが試合を決定付けましたが、あの宇佐美が全得点に絡みました。


3ー1で試合は終了して、ガンバ大阪が今年の国内タイトルを総なめにしました。


三冠王者の三冠ってPWF・インター・UNのベビー級ですか…って全●本プロレスのチャンピオンベルトではありません。

菓子杯・J1リーグ・天皇杯と三冠王者を達成したのは鹿島に続いて2クラブ目、昇格即三冠は史上初だそうです。