やってない？あなたをダメにする癖
本日はご質問にお答えさせていただきます・
【ご質問内容】
私は子供の頃から人と話すとき自分に自信がないため（勉強ができない劣等感）、自分をごまかそうと常に自分を隠して笑っていました。
それが今はヘルパーという仕事で、笑顔がいかされています。
その笑顔は本当に自然にでき愛情もあるときと、笑顔になれない話でも笑って聞けるという自分がいます。
これは偽りの笑顔なのにと思いながら、相手は「ありがとう」と喜んでくださいます。「ありがとう」と言われる職種に就いているのですが、これも私の特技として素直にありがたく自己肯定的に認めてもいいものなんですか？
何を言いたいのか自分でもわかりませんが、自分は価値のある人間と思えないで生きてきた55歳です。なので、自分の価値を上げるためだけにヘルパーという職種を選んでいるのかな、性格が悪いのかな、と自己嫌悪にとってしまったりしています。
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自分が価値のある人間と思えないときには
ご質問をくださった方は
「自分に自信がないから自分をごまかすために
小さな頃から笑顔をつくってきた」
「今はヘルパーというお仕事をして
それで笑顔が生かされている」
「その笑顔も自然に愛情を込めて自然できるときと
そうではないけど笑顔ができるときがある」
「ただありがとうと言われる」
と書いていらっしゃいますが
それは全然いいかなと思います。
それは特技ですので
そう捉えておかれるといいかなと思います。
ご自分がどうとかは別に関係なくて
大事なことは自分に「ありがとう」と言ってくださった
その人のその笑顔です。
それはご自分が笑顔を出したから生まれた
感謝の言葉であり笑顔です。
自分が生み出したそのことをもっと認めてあげると
いいのではないかなと思います。
仕事とは社会的価値のあること
「好きなことをすればうまくいく」
とよく言われますが
それも人それぞれです。
好き
得意
社会的価値
この3つ
好きで・得意で・社会的価値のあること
これが仕事にできれば最高です。
好きで得意で社会的価値のあること
この３つの輪。
世の中のほとんどの人は
この3つの輪が重ならないです。
社会的価値がそもそも仕事です。
仕事はいわば人が評価する部分です。
社会的価値とは何かというと
誰かが喜んでくれること
誰かが「あなたのおかげで」と言ってくださること
誰かが自分のサービスを買って
何か人生の問題が解決すること
誰かが自分のサービスを契約して
楽になる・幸せになること
そういうものが価値です。
なので
ご自分がどうとか関係なく
人が喜んでくれることを生み出せたというのは
すごい才能です。
そのことは認識してあげるといいと思います。
自分の価値を上げるためだけに
ヘルパーという職種を選んでいるというのは
仕事ですから
それは当然だと思われるといいかなと思います。
大事なのはそこではなくて
ありがとうと言われるために笑顔をつくることができる。
それは自己嫌悪に陥る必要なくて
「それは才能ですよ」と言われることで
これに関してはOKになると思いますが
ご質問いただいた方には
心の癖があるようです。
いろんなことが問題ではないのに
いろんなものを問題と思ってしまったり
それを見つけてしまったりする性格の持ち主なんだ
ということを
認識されるといいかなと思います。
「自分はダメなんじゃないか？」
「自分は問題があるのではないか？」
いつもこう思っています。
現実は
こうだと思ったことを正当化する材料というのが
何でもあります。
自分は問題があるのではないかと思っていたら
その問題の原因となるものも
たくさん見つけるようになっています。
「自分は素晴らしいんじゃないか」
と思っている人は
自分が素晴らしいと思える材料を
たくさん見つけるようになっています。
たとえ同じような人でも
こちらの人は問題だらけ
あちらの人は素晴らしいことだらけに
なるようになっています。
どんなことでも素晴らしい材料もあるし
問題がある材料も両方存在します。
僕の中にも素晴らしい部分もあるし
思いやりのある部分もありますが
ネガティブな部分もありますし
全然ダメな部分もあるし
いい人な僕とダークな僕も両方いての自分なので
なんでもそういうものだと思っておいてください。
勘違いをやめること
今回はその笑顔の件に関しては
問題ではないです。
でも「それは特技ですよ」と言われても
「自分は問題があるのではないか？」
という心の癖が
次の問題っぽいものをさがすようになっています。
大事なのは
自分を変えようと
自分をなおそうとするのではなくて
勘違いをやめることです。
今のそのままの自分は素晴らしい
今のそのままの自分は価値がある
今のそのままの自分は愛され認められている
と思うことです。
この考えに変えていくことです。
ただこれは一筋縄ではいかないのは当然です。
なかなかそれを思おうとしても
妨げるいろんな材料があるので
それはクリアにしていかないとなかなか難しいです。
それでも
「自分はダメなんじゃないか？」
「自分は問題があるのではないか？」
という思考から
今のそのままの自分は素晴らしい
今のそのままの自分は価値がある
今のそのままの自分は愛され認められている
に変えていく。
自分のいいところも悪いところも
変わるものではないです。
悪い自分はずっとこの先も自分の中に居続けるので
自分は変わらないですけど
今のそのままの自分は素晴らしい
今のそのままの自分は価値がある
今のそのままの自分は愛され認められている
こう思えるようになってくると
自分の見落としてきた素晴らしい部分とか
価値ある部分とか
愛されているんだということが
見つかるようになっています。
考え方の癖があることに気づく
なので
今の自分はこの考え方の癖を持っているんだ
と認識されるといいかなと思います。
考え方の癖がいろんな物事をそう見せている。
この考え方の癖が自分に対して
自分のここに問題があるんだということを見せている
と思っておいてください。
その同じダメな部分は
実はご自身の周りにいる
素晴らしいなと思っている人の中にもあります。
みんな同じように持っている。
その自分をどう扱うかというのが
すごく大事です。
自分が自分をどう扱うかを意識すること。
自分のマネジメントを自分でやっているので
自分を素晴らしい人だと扱ってあげるのか
自分をダメな人だと扱ってあげるのか
このどちらの自分を選択してあげたいか？
ということを
一度考えられるといいのではないかなと思います。
なので
そんなすごい人間になろうとする必要もないので
あまり自己嫌悪せず
まずは今のそのままの自分が素晴らしいし
価値があるし
愛され認められているんだということを
ちょっとずつ
腑に落としていかれると
いいのではないかなと思います。
今日は自分へのダメ出し癖についてお伝えしました。
ぜひ参考にしてみてください。
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