ゆるしを伝えていると、すごくゆるいもののように感じられることがほとんど。

ゆるしには癒しの側面は大いにある。
が、癒しのプロセスの次には勇気のプロセスが訪れる。
ダメな自分をゆるし、認める次には、その自分で生きていく、その自分を出す、そんな自分を分かち合う覚悟が必要になる。

多くの人にとって、自分を認め、自分を分かちあって生きていくというのはとんでもない恐怖と不安感がつきまとう。
だってほとんどの人がそうならないように、もっと素晴らしい自分になるようにして生きてきているのだから。

「こんな自分でいいのかな?」
「これでいいの?」

そんな不安感がずっとつきまとう。

それでも自分を信じ、自分ができることをし、自分を社会と分かち合う。

自分ができることをする。
自分ができないことは素直に認め、助けてもらう。

ダメな部分はダメなのではなく才能、もしくは自分が輝くのではなく人が輝くのに必要な部分なのだから。
素直に助けてもらうと、その人が輝くサポートができる。

人はたくさんのボタンのかけ違えをしている。
それを一つずつかけ直していく。

それがゆるし。
それはただの癒しではなく、自立のためのとても壮大なストーリー。

言葉というものは受け取る側のフィルターで解釈されるため、
それを意識してちゃんと伝えないとと思う今日この頃^_^