おはようございます。
ノマリッチスタイルMasashiです。

人気ブログランキングへ
今日は、特殊なケースの仕事を紹介します。
この画像の車は、某大手製鉄所の構内を走ってる車なんですが、
1年くらいで、この様に、茶色になってしまいます。
週に1、2度、洗車機に掛けても、この状態になります。
空気中の飛散物がボディに落ちて、それが酸化して、固着していまいます。
積み重なっていくので、洗車くらいでは、全く取れません。
通常、殆どの業者さんは、この状態を、綺麗にするには、耐水ペーパーの2000番で、茶色になったスケールを大体除去します。
その後に、残ってる鉄粉や、スケールを、鉄粉処理剤を使い取り除きます。
それでも、残ってる鉄粉は、トラップ粘土を使い、除去します。
このやり方でも、綺麗には、出来るんですが、
デメリットがあります。
耐水ペーパーを使用するので、スケールを除去する時に、塗装も削ってしまいます。
例え、1度綺麗に出来たとしても、来年に同じ状態になった時に、
凄い困ります。
塗装を削ってしまうので、何回も同じ作業が出来ません。(≧∇≦)
しかも、ペーパーを使うので、塗装は、傷だらけです。
すりガラスみたいな状態になります。
その傷も、取り除かないといけないので、塗装は、ドンドン薄くなってしまいます。
通常のやり方での作業だと、納車出来る状態までだと、2日くらい掛かってしまいます。
自分の場合も、5年前までは、この様な、通常のやり方で作業してましたが、
毎年スケールを取り除く事が出来ない問題があります。
何とかしてほしい。と強い要望があったんで、
1年くらい試行錯誤して、やっとベストな方法を、見つけました。
このやり方だと、使うのは、
特殊な溶剤を1種類だけ使用します。
塗装にダメージを殆ど与えないので、
何回も、スケール除去が出来る様になりました。
1年でも、半年でも、気になり出したら、いつでも、出来ます(^O^)
しかも、作業時間も、大幅に短縮出来ます。
この状態までで、大体3時間くらいですね。
作業者にも、車にも、優しい方法です。
新しい方法を、常に考えて仕事をしないと生き残っていけません(^O^)

人気ブログランキングへ
iPhoneからの投稿