ぼくの大好きな漫画、4人組の女性漫画家crampの描いた「x x x holic」を立ち読み(!)をするために。
で、何冊か読んでいるうちにある本のことが思い浮かんだのでそれを探すことにした。
書き手は子安美知子さん。
結構、影響を受けた人の一人だ。
と、いうかその方の経験を通して学んだR・シュタイナーのことが気になって調べ物をしてみた。
隈なく店内を歩きその人の名前を探し続けたが結局見つからなかった。
その代わりに子安文という方の本を見つけてしまった。
とどのつまり、彼女の娘である。
かつて僕の心を揺り動かした本のタイトルは「ミュンヘンの小学生」「ミュンヘンの中学生」
小学生、中学生は子安美知子で親の目からみたシュタイナーの学校の説明をしている。
で、今回、見つけた本のタイトルは
「私のミュンヘン日記
~シュタイナー学校を卒業して~」
これは子供としての子安文が経験したシュタイナー学校の様子である。
で、読み進めていくうちに思い出してしまった。
10年前に読んだ本なのにほとんどの内容を覚えていた。
そんだけ、ショッキングな出会いだったのかってことも思いだした。
「わたしがあなたをミュンヘンにおいているのは、あのシュタイナー学校の教育を受けさせるためなのよ・・・」一般的な学校の先生の中にはこうやってきちんとものごとを考えるように教えてくれる人はいるかもしれないけれど、学校の考え方が生徒自身だけでなく親の考えにも影響を与えるなんて、すごいなと感心してしまいました。
「イヤ、おとうさんもおかあさんもあなたを通じてシュタイナー学校から学んでいることがあるんだ。今では、たとえばあなたが自分で本当に考えてロックを職業にしたい、デザイナーになりたいと言うんだったら、本当に認められるようになっているんだよ<途中略>つまりあなたには本当に納得のいく人生を見つけてほしい。ただしかし・・・」
「わかったわ。私の中の本当の私がまだ目覚めていないうちはって言うのね。」
「人間には生命と形、つまり命とフォルムの両方がしっかり働きあっていなければいけないのよ。生命を殺すように形ばかり与えられては、人間はひからびるけど、生命ばかりあふれてそこに形がはいってこないのではカオスよ。<途中略>いまのフミは生命、生命でいっぱい。それに形をつけていくことを考えなければ。」
「私のミュンヘン日記」著・子安文 中公新書 p132~p133
学校って出てしまうとその思い出は勉強している過程のことでなくて、友達との会話であったり、先生へのいたずらであったり、部活の苦しさといったことだけが先にきてしまうぼくの経験とは違うよな・・・
そういえば、時間泥棒が印象的な「モモ」の作者ミヒャエル・エンデもここの卒業生でその著作は影響をとても受けている。
もう一度、読み直してみようっと。
<備忘録>
ミヒャエル・エンデを中心とした展示があるイベントホール。
黒姫童話館
http://www.avis.ne.jp/~dowakan/dowakan.html
長野県上水内郡信濃町野尻3807
あっ、この近くって親戚の別荘が近くにあって借りたことあったような・・・