もぐり更新…になるのか。愛想が無いのは不調だから。
自作は主人公・由希子が村人に殺され、操られる死体・木偶として復活するという展開だが、復活の理屈がなんとか思いついたので、メモ代わりに書いてみる。前半はゲームの会話のコピペ。

牢獄を支配する新第三帝国の王は、一人の軍人を牢獄に送り込む。
「…あの刑罰の影響は、まだこの次元では顕在化しておりません。しかし理論上ペイスの存在だけでなく、牢獄全ての人間にこの現象は当てはまる。無限に等しい可能性を閉じ込めるなら、それは膨張し、牢獄自体を…」
「だからこそ、いずれ開放すると言っておる。独裁者の存在を消し去った後にな」
「『その時』が恐ろしいのです。牢獄内での変化がこの世界に与える影響が。中で死んだ人間を『木偶』として存在させても、果たしてオリジナルと同じ道を歩めるのでしょうか。いくら未来の技術を第三帝国へ還元する為とはいえ、町ごと行うのはやりすぎでは」
「だがおかげで人類の破滅を予見できた。それを食い止める事、これ以上の偉業がこの世にあるかね。ペイス亡き後、第三帝国の支配者として、民衆はようやく私を認めるだろう」
「しかし…」
「ヘラルド上級将校。確かに私は君に発言を許したが、少し口が過ぎるのではないかね。第三帝国の王である私に」
「…申し訳ありません。ビルゴール閣下」
「君は遺伝子の優生を認められ、卑しき身ながら上級将校に取り立てられた。そしてクーデターでの功績と、私の庇護があって初めて、ここに立っている」
「はっ!その通りであります!」
「しかも君、最近では、あのペイスの遠戚の娘と、浮名をながしているそうじゃないか」
「…彼女は…そうとは知らずに雇い、今はただその身の薄幸に同情し、掃除婦として屋敷に置いているだけでありまして…」
「君の屋敷では掃除婦がドレスを着ているのか。よほどの豊かさであるな。独裁者が死した後、彼女の存在は消えるかもしれぬ。君はそれを恐れるかね?」
「…いえ、人類の、第三帝国の為ならば」
「ふっふっふ。女と帝国を天秤に掛けるか。少し嫌味が過ぎるな。歳は取るものではない…そうだ、君には牢獄へ行ってもらおう」
「…私を…牢獄へ」
「独裁者への暗殺の命を下すと共に、『看守』としての責務を与えよう。かの掃除婦の母親はな、随分男の噂の多い女でな。ペイスと血が繋がってないならば、『消えずにすむ』…かも知れない。しかし、君が私に反抗するならば、君も彼女も共に、居場所は無い」


で、ボス6体撃破で由希子が死に、8体で復活。村で仲間と再会した彼女の語った内容。

歴史を感じさせるが、どこか簡素で落ち着いた室内。そこで軍人は由希子に似た女性に話しかける。女性は虚ろな声で、男に話しかける。
「ヘラルド、ここは…どこ?ビルゴールから逃れる為に一緒に牢獄に入って…2人とも、変な液体の中に落ちて…それから」
「○○(名前まだ決まらず)、その時は僕らは体を失い、その液体の正体、有機コンピュータであるマザーの一部となってしまった。個を失ったんだ。でも牢獄は『その時空の中で存在しうる個体』を固定する、つまり時間軸自体を記録する、もう1つの軸を持っている。つまり存在を失った人間は、死んだ時点の記憶を持ったまま同じアイデンティティーを持つ別の個体『木偶』として受肉する。そして僕は再生した。
しかし君の姿が無い。調べると僕らの過去『由希子』という個体が存在し、極めて高い偶然だが君とほぼ同じ情報を持っていたんだ。エネルギー供給の不十分な牢獄は、彼女を君の『代用』にしてしまい、この宇宙船から由希子の時代への道を強制的に開いてしまった。だが彼女は『偶然にも』村人に殺害されてしまい、彼女は木偶にならず、君が蘇った」

しばらく平穏な時間が流れるが、一つの変化が彼女に訪れる。徐々に髪が黒く染まり始めたのだ。そしてついに、彼女が『由希子の木偶』として復活する時がくる。

「ヘラルド…あなたが私を殺したのね。そして再び殺すつもり。わかるでしょう?彼女は別の形でまだ牢獄に存在する。なぜそれを認めようとしないの。『牢獄が記録した存在としての再生』それが科学者としてのあなたの見解。忘れるはずの夢を私は覚えている。死ぬ時にもっと自由なものを見た気がするの。機械の神に、縛られぬ何かを。
たとえそれが嘘で、私がもう一つの記録軸が起こす、光の速さで生まれた辻褄合わせだとしても、私はやはり独裁者として、牢獄を牢獄として真に知る独裁者としてしか存在できないみたい。ごめんなさい、ヘラルド」

…細かいところは考えず、この後も考えていないのが現状。もう長いし終わり。