2023年11月・第6番安楽寺宿坊にて、完全アウェイの一夜。その1。 | master082オフィシャルブログ"From Sky Across Me"

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更新です。

 

2023年11月に徳島の札所を巡った時の様子を綴っています。

 

2日目の夜。

あちきには初めての体験を安楽寺で迎えることに。

それが、宿坊体験である。

いつか、宿坊に泊って、お寺での一夜を過ごす、という経験をしてみたい、とは

ずっと思っていた。

それが、今回安楽寺で実現となった。

 

 

なので、実はマイカーは境内に入り、宿坊の真ん前に停めて

境内をウロチョロしていた。

 

こちらの動画も参照されたし↓

 

 

 

堂内での撮影禁止だったので、

添付しておきます。

 

で。

 

参拝を終え、17時前にチェックイン。

そして支払い。

夕食朝食付き、8,300円(税込)。クレカ使えます。

 

 

で、ここからが誤算。

徳島県は旅行支援割を実施しており、

それにより、あちきも5,000円分のクーポンを戴いてしまった。

 

 

事前に分かっていれば、夕食を戴くのに利用しようとか、

いろんな事前予習ができるのではあるが、

まさに天からの戴きものであるので、

どこでどのように利用しようか、その使い道に悩むのであった。

 

 

通されたのは、講堂(本堂に近い建物)の2F。

 

 

この夜、講堂に宿泊しているのはあちきと、

素泊まりの1人のみ。

 

で、別棟の新館。

ここに、この夜は団体さんがいらっしゃり、

それも、イタリア人ばっかり。約20名。という状況だった。

 

 

2Fだが、503号室に通された。

 

 

お茶うけは「さかまつせんべい」。

 

 

お寺の略縁起も。

 

 

こんな宣伝も。

 

 

宿坊なので、避難経路の説明も。

 

 

で、これが布団、というかベッドなんですが。

 

 

よく見ると、畳の上に敷かれている。

 

 

一応ユニットバスも付いているが、

 

 

あちきは使わず、1Fの大浴場へ移動。

 

 

いざ。

 

 

 

狙い通り。独占状態。

 

 

まぁ、食事前に入浴する人って、

世の中あまりいないのかもしれないな。

 

 

一番風呂いやっほーい。

 

 

ボディソープ、リンスインシャンプー完備いやっほーい。

 

 

でも、夕食は18時から。

それを考えると、湯船に長く浸かるわけにもいかなかった。

 

 

時間に縛られるのは、

この現代社会の哀しい性なのだろうか。

 

 

一旦部屋に戻る。

 

18時に館内放送が流れ、食堂に集合する。

 

あちき以外は、見渡す限りイタリアの皆様。

1人、徳島のゲストハウスのTシャツを着た男性が通訳担当みたい。

 

食事を前にワイワイするのは万国共通なんだな。

 

 

で、夕食。

 

食前のおつとめがあり、

 

 

これをお唱え。

 

普段は気に掛けることないけど、そうなんだよな。

 

 

ごはん、おかわり自由。

 

 

そばの実の入った汁物。

事前情報から、冷めているものとして覚悟していたが、

あったかいものが饗されていた。

 

 

天ぷら。これはさすがに冷めていたが、

冷めても美味しい。

 

 

野菜も、辛子酢味噌で食べるのが宿坊っぽい。

 

 

高野豆腐の煮込み。

 

 

大根の酢の物。

 

という至って日本の精進料理。

イタリア人の皆様は、ワイワイ言いながら、

瓶ビールを陽気に空け、箸と格闘していた。

 

 

完食。ごちそうさまでした。

 

 

部屋に帰る。

でもこの後、本堂でのおつとめは19時から。

 

 

あ、多宝塔はライトアップするんだな。

宿泊しないと見られない光景ではある。

 

で、この後、宿坊ロビー前に集合後、

廻廊を通り、大師堂、本堂へ移動。

本堂の薬師如来の前の椅子に座る。

 

ここで、お寺の方から、ご本尊、お寺についての

さわり程度のご説明を受ける。

その後で、別室で集合し、お参りのレクチャーを受けていた

団体さんが合流。

19時過ぎからおつとめが始まりました。

(何をやるのか、は上掲の動画にて)

 

 

20時前、おつとめ終了。

 

本堂・大師堂で普段読経している時に対峙する

ご本尊、弘法大師、お寺の風景、延いては仏教そのもの、に対し

違うアプローチの方法を体験できたのかな、

貴重な経験をさせて戴きました、

というのが率直な感想。

 

それにしても、普段キリスト教(だと思う)に接している

イタリアの皆様は、

「先祖供養」とか、「心願成就」とかいう概念、

理解してもらえたのかなぁ、というのも感じた。

 

この記事、次回その2を書いてみます。

つづく。