更新です。
出釈迦寺奥の院・捨身ヶ岳禅定に登る。
今回の重要なミッション。
目指すのは、あの上の方。
よくよく話を聞いてみると、団体で登ってる人がいたり、
結構足腰は鍛えられるようで。
あちきも、いつ体にガタが来て、動けなるようになるかもわからない。
じゃあ、元気なうちにやれることはやっておこう。
よし。登るか。
目指すのは、写真でいうと右上の方。
分かりにくいな。
いきなり岩場登場。
鎖が付いてら。
でも、この鎖が結構取り付けられてからあまり年数が経っていないのか、
錆びてもいなかったので、安心して鎖を頼りに登れる。
ちょっと登って振り返ると、もうこの風景。
鎖込みの登山は、まだ続く。
ファイトォー!!
いっぱぁーつ!!
リポビタンDの世界である。
まだまだ先はある。
おいおい、もうボルダリングの世界じゃん。
ここまでくると。
しまいには木の幹につかまって登り出す始末。
ここで振り返るとこれ。
もうちょっとだろうか。
この上あたりかな??
あ。どうもそれっぽいな。
石像発見。
ありがたや。
にしても、いつも思うことだけど、
昔の人たちは、石材をここまでよく歩いて持ってきたもんだよなぁ。
こんな険しい道の奥にまで。
真魚様が見つめる世界。
面積は狭いが、石像の数はそこそこある。
そう。あちらこちらに。
あちきだったら、身投げは絶対できないな。
だって怖いじゃん。
その怖い風景がこれ。
とにかく遠くまで見える。
岩場の先に座り、風景を眺めながら、ふと思った。
まず先に浮かんだのは、2か月前に亡くなった祖母のこと。
祖母は生前、定年退職で四国88ヶ所を廻りたい、という願いがあったようだ。
当時、あちきはそのことを知らなかった。
結局、祖母の願いはかなわず、あちきが巡るようになった。
7巡目の途中で、祖母は息を引き取った。
いま、祖母も見たかったであろう風景を、あちきはこうして眺めている。
見てるかな、我拝師山のどこかで。
下山すっか。
さらば、捨身ヶ岳。
下り坂の方が、つんのめりそうで個人的には怖い。
それくらい坂が急。
気温20℃。本当かなぁ?
異様に涼しいな。
ありがとうございました。
送迎カーのお迎えを待つ。
送迎は、出釈迦寺に電話をかけるとやってくる。
スマホって便利だな。
満月の日にはここで一晩泊まれるみたいだけど、
あちきは遠慮した。
もう今晩の宿取っちゃったし。
またの機会に、ということで。
本堂に戻ってきました。
納経所も17時なので店じまい。
休憩所も静。
いよいよ奥の深い場所である、奥の院は。
夕焼け空の讃岐エリア。
ほんの一瞬だけど、静まり返る参道は、絵になる。
17:00ということなので、
今日の札所巡りはこれで終了。
明日は朝から、ガンガンに拝み倒しまくるぞぉ。
ということで、この後は夜の善通寺を…。
つづく。