更新です。
朝7時過ぎに徳島県吉野川市の藤井寺を出て、
焼山寺に参拝し、
山道を歩いて、
神山町内の植村旅館さんに到着しました。
時すでに16時50分。
宿の前で、おかみさんが立って待ってくださっていました。
おかみさん(以下「か」と略記)から、
か「なかなか来ないから、迎えに行こうと思ったのよ」
ありゃりゃ。それはごめんちゃい。
昔からある老舗の旅館っぽい建物。
建物は本館と新館があり、
本館は男性用、新館は女性用、みたいな感じでしょうか
(建物を分けているのはセキュリティの問題だと思う)。
切り盛りはおかみさんと、その娘さん(だと思う)の2人。
娘さんは調理専門の感じ。
全般はおかみさんが取り仕切っている。
車も自ら運転し、へんろ道中でお遍路さんをピックアップすることもあるらしい。
まぁ、田舎だと、車無いと何かと不便だもんな。
Wi-Fiも完備してるが、新館のみ。
本館は電波が入りませんでした…。
本館も入れるようにしてよぉ。
1泊2食で、7,000円也(税込み)。
旅館のエントランス。
エントランス入ってすぐの、
1Fのこの部屋に通されました。
休憩もせず、即刻風呂へ。
風呂は新館なので、徒歩で移動。
この日宿泊の他の方の部屋の前を通って移動。
ご挨拶した。
2人いらっしゃり、どちらもインバウンドの方。
へぇ。日本語大丈夫なのかなぁ。
入浴。
でも普段から烏の行水のせいか、ここでも10分弱で出る。
か「あら、もう上がったの? もっとゆっくりすればいいのに」
うーん。性格なんでしょうか。
その間に、洗濯ものを洗濯・乾燥していただく。
あちきは道中雨に濡れまくったから、着ていたもの片っ端から
洗っていただいた。
300円也。
その時のおかみさんとの話。
本当はあちき1人の宿泊の予定だったが、
か「今日泊っているあの2人は、前日焼山寺の宿坊に泊ったんだけど、
次の日の宿、ということで焼山寺さんから今朝、直接電話があった」
へぇ。そんなつながりってあるんだな。
私「へぇ。最近インバウンドの人って宿泊客増えました??」
か「うん。増えたねぇ」
いろんな側面からお遍路を見る。
こんな経験できるのも泊まるからこそ。
夕食は18時から。
このメニューにごはん。
左上のミックスフライがとにかく圧巻。
あちきの隣の部屋が食事会場。
食事を待ってると、女性2人が登場。
会話の様子からすると、やはり日本語はできないみたい。
一応あちきも大学は英文科卒。
相当前だけど。
私もあれやこれやとお話した。
でも、ほとんどはおかみさんの業務連絡の通訳。
2人がどこで知り合ったのかは知らないが、
1人は、デンマークから来た、イングランド系の女性(50代くらい?)。
デンマーク出身だけど、英語はぺラペラ。
もう1人は、インドネシアから来たという、30代と思われる女性。
英語が標準語なので、きれいな英語を話される方
(注: 訛りがない、という意味ですよ)。
朝に焼山寺をでて、植村旅館まで1日かけて移動(約10km)。
明日はここから大日寺まで、やはり1日かけて移動(やはり約10km)。
超スローペースの巡拝。
ある意味理想ではある。
ゆっくり廻る。
デンマークの方は、膝を押さえながら、「痛い痛い」と言っていたので、
携行していた痛み止め(具体的には「バンテリン」)を塗布してみたら、
と貸してあげた。
液状タイプのものではあったが、ベッタベタに塗りまくっていた。
道中薬局あったら買ってみたらどう? と提案。
一応おかみさんの通訳の務めはできた。
旅館にはつきものの「宿帳(guestbook)」の説明もそれとなくできた。
後で、
か「この宿帳、(2人が)何書いてるか通訳して」
と言われましたがね…。
なお、彼女たちは「宿の hospitality がすごくうれしい」ということを
記していた。
一仕事終えた後はビールもうまい。
自分の部屋で、野球中継見ながら、大瓶3本開けてた(600円/本)。
旅館備え付けのへんろ関係の本をいろいろ読みながら過ごす。
それはそれで楽しい。
これまで知らなかった知識も入るってもんで。
野球中継も終わり、天気予報見てた。
明日は晴れそうね。
いい気候の中歩きたいもんなぁ。
今日の結果発表~~~!
44,300歩。
そりゃあ膝も痛くなるわ。
マッサージチェアーが手放せなくなる。
気が付けばずっとマッサージしまくり。
21時半ごろ就寝。
朝。
あちきはなるべく早い時間に出立したかったので
6時に朝食だしてください、とお願いした。
インバウンドの2人は最初7時、とか言っていたが、
あちきの意思に屈したのか、6時の朝食に同席させてしまった。
これに味噌汁とごはん。
聞いてみると、インバウンドのデンマークの方は、
膝の調子が頗るよくなった、とのこと。
薬の効きが良かったのか。
やたらめったら手を合わせて感謝されたが、
覚えといてね。
あちきは弘法大師じゃあないよ。
ただの俗人だからね。
あ。それよりも戴きますか。
いただきます。
ここで新たな発見。
インバウンドの2人は、写真中央の生卵を割って、
味噌汁の中に入れ、再度蓋をして待つ、という食べ方をしていた。
あぁ。なるほどね。
どんな固まり具合になるかはよく分からないが、ありなのかも。
生卵をご飯と食べるのは日本人だけだ、というのは知っていたが、
生卵+味噌汁という発想は無かったなぁ。
山の中の町にも朝は来る。
6:50。
植村旅館を出る。
インバウンドの2人にも、英語で「またいつかどこかでお会いしましょう」と
伝えて。
2日目の朝が始まる。
大日寺を目指す。
続く。













