更新です。
JR鬼無駅から始め、高松市内の札所を歩いて巡ってきた筆者。
当初の計画をクリアし、その先の目的地、ということで、
さぬき市の志度寺まで歩くことにしました。
この記事では、その徒歩での行程、6.8kmの道のりを
一挙に公開します。
ということで、15:35。八栗寺を後にします。
この道は、ケーブルカー駅の横の辺にある、いわゆる「裏参道」と呼ばれる道。ケーブルカーを使わずに参拝しようとしたら、この道に路上駐車して、というのがド定番。
あっち、らしい。
何がか。それは分かりません。
下り坂なんですけどね。
下りは結構得意なんですけど、
傾斜のきついのはやはり勘弁してほしいっす。
丁石かな、これ。
ごめんなさい、読めません。
八栗寺より4丁、でしょうね。
(1丁≒109m)
四国のみち、歩いてます。
背後は五剣山。
結構な傾斜になってきました。
あぁ。降りるだけでも足がしんどいよぉ。
膝が悲鳴上げてきた。
にしても、この下り坂、どこまで続くの??
下界が…見えない。
源平合戦の旧跡?
それより膝が…。
いよいよ撮る写真がやっつけ感が出始めました。
えぇ、あっち?
え。5km以上まだあんの? もう投げやり。
でも坂道終わんないし。
みみずもいるし。
やっぱ坂道終わんないし。
と、ここで下界が開けてきた。
うぉー!! 水だぁー!!
田畑だぁ!!!
でも、まだ5km以上ある。
という道を下って参りました。
これで道中で行き倒れになっても安心だぞ。
って、何を心配してるんだ、あちきは。
噴水横を通過。
遠く向こうが志度。
え、どっちだ?
まぁ、とりあえず歩くか。
まずは国道11号線を目指す。
ひまわり。
あんど、はす。
まっすぐな裏参道。
この道でさえも果てしなく感じてくるから不思議。
とまれ。
裏参道。2.8kmも歩いたんだ。
そんな達成感ないなぁ。
ことでん八栗新道駅。
あんど、JR讃岐牟礼駅。
ことでんを渡る。
国道11号線沿いを歩く。
あ。うどん屋。
いや、通過するぞ。
よくこの前を通過するんだけど、結局なんの建物かわからない。
まだ3.4kmある。
駅前のうどん屋さん。
そう、ことでん塩屋駅まで歩いてきてます。
まだ2.8kmある。うへぇ。
でも、まだ歩くぞぉ。
遠くに見えるのは、道の駅・源平の里むれ。
数年前、ここではまち丼を戴きました。
あの時は、ここまで歩いてくることなんて考えもつかなかったよなぁ。
でも、おいら、歩いてら。
道中発見。インド料理店。ナマステー。
うー、読めん。
へんろ小屋発見。
でも先を急ぐ。
志度寺、あっち。
の方向に進む。
この辺りからは住宅街かな??
まだまっすぐ。
向こうは瀬戸内海。
でもへんろ道はまっすぐ。
と、途中でことでんを渡る。
渡っても、まだ進む。
港町の風情。
これもそうだね。
この辺なんか、いいじゃない。
あぁー。コッテコテだね。
たぶん。
この辺りが高松市とさぬき市の市境。
さぬき市に入ります。
さぬき市に入っても、街並みはあまり変わらず。
ここで見つけた、納経用品関連のお店「詠智会」さん。
ちょっと寄ってみました。
納札購入。
あと1.2km。
ここは右方向。
です。
常夜灯があったり。
何やら看板があったり。
源内さんの施設だったり。
でも時間が時間なんで閉まってたり。
旧邸なんだね。
せっかくなので、銅像も見る。
源内さん。
また常夜灯。
石標が埋まってる…。
行くぞ、志度寺まで。
まだ歩くぞぉ。
十字路。ここもまっすぐ。
この辺もまた風情あんなぁ。
あ。奥の院。
地蔵寺さん。数年前に参拝させていただきましたなぁ。
まだ歩くぞぉ。
商店街かな。
十字路。
ちらっと南方向を撮影。
源内通り、っていうんだね、ここ。
図書館前。
門前のお宿、かな??
平賀源内記念館。
と、ここで17:00。
街の中にチャイムが鳴る。
当初、八栗寺を参拝した時から懸念してたことが
現実となった。
もともと、17:00に閉まる88箇所の札所の納経所。
このまま歩いても、17:00までに志度寺に到着できる
見込みはない。
いや、でもいい。
歩けるところまでとことん歩こう。
志度寺の参拝は、また明日以降行けばいいんだから。
納経所はだめでも、歩けるところまで歩こう。
目的がほぼなくなったあちき。
そこからは「無心」で歩けたような気がした。
とりあえず、納得行けるところまで歩こう。
そう思えたら、気が楽になってきた。
そこへ、眼前にあの風景が。
志度寺、到着。
時刻にして、17:05。
86番札所、志度寺に到着。
本日はここで打ち止め。
あとは、八栗まで帰って車を拾い、
この日の宿に戻ります。
続きは、また次回。