第二十回目の子育てメソッドは、「経済を知る」です。
経済とは何かを子供に伝えるとしたら皆さんはどんな言葉で伝えますか?
辞書に書いてあるような難しい言葉で表現しても良く伝わらないはずです。
僕は、前に「使命を伝える」でお話したように「仕事を通して人の役に立つ」というキーワードで話すようにしています。
お金(お給料)は会社に行っているからもらっているんじゃないんだぞ。
仕事を通して人の役に立てて、はじめてもらえるんだ。
社会は発展するために常に競争を繰り返している。
競争の中でしか成長出来ないのが人間だ。
競争に勝って、より人の役に立つためには「常に学ぶ」ことと「困難と闘う」ことが必要だ。
それから逃げる者に、成長し、人の役に立てる人間はいない。
勉学を通して「常に学ぶ」ことも、バスケ(スポーツ)を通して「困難と闘う」ことも、いつか人の役に立ち、お金(お給料)を得るために絶対に重要なことだ。
お金(お給料)を得ることができなければ生活はできないからな。
と、いう表現です。
ルールを決める、ふたつ目のキーワードは、①「常に学ぶ」と②「困難と闘う」です。
それを実行しなければ欲しいものは得られない。
何でもすぐに与えたり、簡単に要求を叶えてはダメです。
子供の時から「対価と報酬のしくみ」を徹底させる。
①と②、勉強や目標への真剣なチャレンジを頑張らない限り、欲しいものは手に入らない!
素晴らしい家訓だとは思いませんか?
それが「経済を知る」ということです。
僕はバスケ指導を通して子供たちに「困難と闘う」ことを教えています。
厳しい目標に向かって、必死に努力しない限り、「満足」、「喜び」なんて得られるはずはないのです。
次回のキーワードは、「人の繋がりの大切さ」です。
お楽しみに。