世界一幸せな生年月日 | kantoku's ブログ

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バスケと子供たちを愛する人たちへ

県大会の表彰式が終わって帰路に着き、到着するや否や祝勝会の会場へ。


少し遅れた監督(僕です)を待っていたのは、はち切れんばかりの歓喜に包まれたチーム関係者の輪だった。


「乾杯~!」の発声と共に、歓声と笑顔が弾ける。

まさに、最高の瞬間だ。


自分が評価されることの何倍、いや何十倍も我が子が評価されることが嬉しい!

それが親というものだ。

何と美味しいお酒だろう。


我が子同然の教え子たち、まさに僕も同じ気持ちだ。

みんな本当に良くやった!褒めても褒め足りないほど、こいつらが愛おしい。


そんな歓喜の宴の中、突然の停電・・・


と、その時


「HAPPY BIRTHDAY TO YOU~♪」と全員の大合唱と共に、5本の長いロウソクの立った美味しそうなケーキを持った子供たちが僕の前に。


「HAPPY BIRTHDAY DEAR KANTOKU~♪HAPPY BIRTHDAY TO YOU~♪」


ロウソクを吹き消すとパッと部屋が明るくなり、皆の「おめでとうございま~す!」の声。

すると、例のあいつがさっと前に出て・・・


「僕たちからの監督への誕生日プレゼントは・・・全国への切符です!!!」

って、このやろ~ニクすぎるやろ!!(ノ_-。)


僕の誕生日は、11月23日。

毎年、福岡県ミニバスケットボール選手権大会のその週なのだ。


世界一、幸せな生年月日。


これ以上のプレゼントなんて、あるはずがない。