学生マンション トゥ・ル・モンドの今日の夕食はハッシュドビーフ。
ハヤシライス ってのもあるけど ハッシュドビーフとどこが違うのか?
ハヤシライスって言うと カレーライスの親戚みたいな感じ、ハッシュドビーフって言うと ビーフストロガノフのいとこみたいな感じ、ですよね。
ハッシュドビーフはその名の通り、こま切れの牛肉とタマネギをよーく炒めて・・・、って、でもこれってハヤシライスの作り方とおんなじじゃん。
どこがちがうの?
そもそも、ハヤシライスとハッシュドビーフの定義ってなに?
入っているものが微妙にちがう。
分量が微妙にちがう。
ほとんど同じ。
???
学生たちから、今日はカレー? (学生たちはカレーが大好き)
と聞かれて、かみさんは 「今日はハッシュドビーフよ~ん。」 って言ってる。
あんたはこれのどこを見て、ハッシュドビーフだと判断したんだ?
案の定、学生たちから、ハヤシライスとハッシュドビーフはどこがちがうの? って聞かれて・・・。
ネットで調べてみました。
結論は、ハッシュドビーフとハヤシライスは同じもの。
同じモノなのに名前が違うのはなぜなのか、という新たな疑問が浮上してくる。調べてみると、その違いは「ハヤシライス」の語源にヒントがあるよう。現在、「ハヤシライス」の語源については諸説あるようですが、代表的な説を列挙してみる。
・丸屋商社(現在の書店『丸善』)の創業者・早矢仕有的(はやしゆうてき)が考案した料理だから「早矢仕ライス」→「ハヤシライス」。
・有名レストラン「上野精養軒」のコックだった林さんが考案した料理だから「林ライス」→「ハヤシライス」。
・「ハッシュドビーフ(=牛肉をこま切れにするの意)」を載せたご飯「ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス(Hashed beef with Rice)」が縮まって「ハヤシライス」。
商社を経営していた早矢仕有的は早くから洋食に触れる機会が多かったため、ある時出会った「ハッシュドビーフ」と、ライスをドッキングさせるという「発明」によって「ハヤシライス」を誕生させた、というのが有力な説のよう。この説と3つ目の説は近いものがあるが、いずれも「ハッシュドビーフ」をライスに載せたものが「ハヤシライス」と考えて間違いなさそう。
だ、そうです~。
そういえば、昔 ボンカレーのCMで、「ハヤシもあるでよ~。」ってあったよね。
あれも、「ハッシュドビーフもあるでよ~。」じゃ、字余り。 (これがわかる人は、年がわかりますぞ。)