午前中にお伺いしたお客様と昨夜のワールドカップの話をしました。1時くらいに終わるかな、と思っていたら結局2時まで見ちゃいました、なんて笑いあいました。昨夜の視聴率は57%だったとか・・・ 寝不足の方、多いのではないでしょうか?


結果としては残念でしたが、とっても感動する試合でした。あれだけ熱狂と興奮、感動を与えられれば、結果を問わず満足度上昇だと思います。面白かったです。


で、試合を見ながらふと思ったのですが、試合中に「ボールキープ率」「シュート本数」「枠内シュート数」「コーナーキック数」などさまざまな「指標」が発表されていましたが、あれって、目標管理シートにおける「評価項目」みたいなものだな~と感じたのです。


僕は営業なのですが、営業の評価項目として「売上(点数)」「提案数(シュート本数)」「面談数(ボールキープ率)」などは、大抵の営業会社にあるものです。

しかしここで、ふと思ったのですが、ではパラグアイに負けた日本代表チームは「ダメ」でしょうか?売上ゼロです。面談数もパラグアイが上です。だから「ダメ」でしょうか?


試合そのものが生み出す熱狂や感動、選手の成長、サポーターとの一体感などなど、指標化できないことはたくさんあります。日本代表チームに対して多くの人たちが「よくやった!」と言っているのは、そういった見えない評価項目が満たされたからではないかな~ と思うのです。


では翻って、現在の「成果型人事制度」は、そういった見えない指標をどうあつかっているのでしょうか?頑張ったけどダメ、で切り捨てていないでしょうか? ワールドカップを見ながら、ふと、いまの日本企業の評価体系について考えを巡らせてしまいました。仕事って、数値化できないモノの方が、もっと価値があるのでは?と思ってしまったのです。やっぱり大事なことは「感動」でしょう!


ワールドカップと掛けまして、リ・カレントの研修と解きます。その心は・・・どちらも「感動」するでしょう。

御後が宜しいようで・・・

昨日は午後から、ちょっと遠い場所にあるお客様に訪問をしたため、往復で4時間弱の時間がありました。会社の書棚から持っていったのがこの本です。

資本主義はなぜ自壊したのか 「日本」再生への提言/中谷 巌
¥1,785
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中谷先生には、今年のHRD-JAPANにおいて講演 をしていただいていたのですが、ちょっと時間が足りなかったので、もう少し詳しく聴きたいな~と思っていました。そこでこの機会に、原本を読んだというわけです。


感想としては「非常に考えさせられる」内容です。日本型経営モデルとされていた「年功序列」「集団主義」「家族経営」などは、バブル崩壊以降、グローバリゼーションと個人主義の台頭により日本社会から消えつつあります。その陰では企業内においても、鬱病などのメンタル面の問題、ダイバーシティ、成果主義という名の結果主義、過度な個人主義によるコミュニケーションの希薄化などなど、さまざまな弊害が出ています。最近でも、年収1億円以上の役員の氏名公表が行われましたが、日産のゴーンさんは8億円ももらっているとか・・・ 米国では当たり前でしょうが、日本の文化に馴染む考え方なのでしょうか・・・ 考える点は多々あります。


この本は、90年代以降、米国で生まれた「新自由主義」に対する警鐘を鳴らしています。特に、人口形態、文化、国土事情の異なる日本において、盲目的に米国の模倣をすることは危険である、としています。これはマクロ経済だけでなく、企業組織においても同じだと思います。大変面白い本でした。


ここで宣伝! 僕の勤めている会社「リ・カレント」は、7月7・8・9日の3日間、有楽町の国際フォーラムで開催される「Human Capital 2010 」に出展します。各日程でセミナーを予定しているのですが、7月9日の最終日は、リ・カレントが考える「日本型人材マネジメント」について講演を行います。


上記の本ともども、ご関心のある方は是非!



コシャリという食べ物をご存知でしょうか?エジプトに旅行に行ったことのある人は、「あぁ、あれか!」と思いだすのではないでしょうか。短いパスタ,マカロニ,ライスにレンズ豆と揚げオニオンを載せてトマトソースをかけた食べ物です。カイロ市内にはたくさんのコシャリ店があり、ワーカー達の食欲を満たしています。


歴史ある国には、その国独自の「ファーストフード」があります。イギリスのフィッシュアンドチップス、エジプトのコシャリ、ベルギーのワッフル、オランダのクロケット、チリのエンパナーダデピーノなどなど・・・

日本でもたこ焼きをはじめさまざまなファーストフードがありますが、その代表格はやっぱり「牛丼」でしょう。

というわけで、今日はこれから営業もあるのでサクッと松屋の「牛めし」にしました。


ノブのCool Life

それにしても思うのですが、日本の牛丼市場は、1位:すき家、2位:松屋、3位:吉野家となっていますが、上位3社はいずれも同じような系統の味なんですよね。要するに醤油ベースで肉とタマネギを調理してご飯に載せる。ツユダクとかネギダクとかありますが、基本は同じ。

となるとマイケル・ポーターの競争戦略から考えても、差別化戦略が取れないので、必然的に価格競争にならざるを得ない、アメリカか輸入している吉野家は他の2社と比較してもコストが高いのでこのままでは負けちゃいます。

すき家の場合は、トッピングを多様化したりして商品差別化の戦略を打ち出し、松屋は食券機による1店舗当たりの人件費と作業工程の削減を行うことで低価格を実現しています。

一方の吉野家は、「牛丼」というブランドイメージからやっぱり「牛丼」を中心としたメニューになり、しかも「ありがとうございました」と言いたいから後払いでお金を手渡しすることにこだわっています。そして原材料費は他社の1.5倍・・・

うーん、普通に考えたら、まずいんじゃないでしょうか?僕だったら牛丼の新しい系統を生み出すな~ 醤油ベースではなく塩ダレとか・・・


なんて思いながら牛丼を掻き込んでいたら、なんと神戸ランプ亭が「塩牛丼」を出したとか!こんど食べてみよう!


ごちそうさま