これまで会った「仕事ができる人」の共通点は、
情報の整理が行き届いているということだった。
情報の整理が行き届いているというのは、
「どの情報がどこに保存されているか」
を全て把握しているということだった。
ネット上の情報ならどのフォルダに、どのサーバーに、
フィジカル(物理)の情報ならどのファイル、書庫に、
といった具合にすべてが整理整頓されていた。
保存だけでなく、不要と判断した情報は躊躇なく捨てていた。
データなら削除、紙ならシュレッダー、というように。
私も参考にしているのは、「半年間触れなかった資料は捨てる」というもの。
最近の感覚だと、3カ月で判断してしまっていいようにも思う。
■仕事能力を一目で図る簡単な基準
その人物が情報の整理整頓ができる人間かを判断するのは簡単で、
その人のスマホのホーム画面やPCのデスクトップ画面を見ればいい。
その人のオフィス内のデスクでも決着がつく。
仕事ができる人の「それら」は不要なものが取り去られ、
「モノ」が少ない。
PCならゴミ箱以外ほぼ何もない。
反対に仕事ができない人のPCはいろんなフォルダやデータが
デスクトップに散乱している。
デスクもごちゃごちゃしている。
■ホーム画面=頭の整理状態
これはそのまま、本人の頭の中を表している。
頭の中が常にクリアな人は判断に迷わず、決断が速い。
頭の中が常に散らかっている人は判断に迷い、決断が遅れる。
この両者の差は、そのまま収入に結びついている。
