氷帝R陣は今、初詣に来ていた。
「侑士!来てみろよ!お前の好きそうなおみくじがあるぜ!」
向日は元気に忍足を呼ぶ。違うおみくじを見ていた忍足は、向日に呼ばれたのでそちらに向かう。
「何や?俺の好きそうなおみくじって」
すると向日は自慢気な顔でニヤッと笑うとピンクのお守り袋付きのおみくじを差し出した。
「じゃーん!恋の運気上昇みくじ!」
差し出されたそれは可愛らしく、まさに女の子が持つに相応しいというようなおみくじだった。
「何や、女性向けちゃうんか?これ」
呆れたように返すと向日はあからさまに悲しげな表情を浮かべた。
「くそくそ!お前が好きそうだと思って教えたのに!微妙な反応しやがって!」
「悪かった!堪忍な!これ買うわ。俺の好きそうなおみくじやしな」
すかさずフォローを入れる。こうしないとしばらく口を聞いてもらえない気がしたから。
「宍戸さん!このおみくじ俺らにぴったりですよ!」
忍足の隣で鳳が宍戸に声をかける。興味を示した向日は鳳に近づく。
「「げ…」」
宍戸と向日の声が重なる。その視線の先には可愛らしい字で『二人の相性上げちゃおう!縁結びみくじ』と書かれていた。宍戸が怒りを帯びた声でこう言った。
「どこがぴったりだ!これはカップルで買うもんだろうが!こんなの俺たちが買ったら激ダサだぜ!」
「あ、そうなんですか!そうですよね…」
納得した鳳は顔を赤くしてその場を立ち去った。恥ずかしくなったのだろう。
「あー!びっくりした!お前らがそういう関係かと…」
笑いながら向日が言うと宍戸はため息をついて、また違うおみくじを見に行った。
「先輩方、まだおみくじ買わないんですか?」
向日の後ろから日吉が現れた。
「うひゃっ!びっくりさせんなよなっ!」
驚いた向日は飛び跳ねる。その横で忍足が笑う。日吉は心底嫌そうに言う。
「早くしてくださいよ」
「ここにあるみくじ全部寄越せ!」
日吉の言葉に重なって、跡部が言う。その瞬間にその場にいた全員が跡部を見る。
「全部…ですか?」
巫女さんも困った様子で聞き返す。跡部はニヤッと笑うと自信満々に答える。
「二度は言わねえ!全部だ!樺地!金だ!」
だが、いつもの樺地の返事がない。そして日吉がため息をつきながら答える。
「樺地ならさっき芥川さんを起こさせに行かせてたじゃないですか…」
跡部は目を見開き動かなくなった。そして日吉が巫女さんにおみくじをキャンセルした。
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あけおめシリーズ第四弾は氷帝です!
初詣に行く氷帝(笑)
滝さんも出したかったけど私は疲れていたので強制終了しました(笑)
このシリーズはこれで終了です。
青学作れなくてさーせん\(^0^)/
それではノシ