デートしようぜ2※日岳 | 自己満腐向け小説

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俺は今、忍足さんが嫌いだ。
だから、とても下剋上したいと思っている。


「なぁ、侑士~。どう…いーかな?」

「はぁ?…ええやん」

「くそくそっ!…だよ!」

俺や忍足さんと同じ部の向日さんは忍足さんと楽しげに会話している。あの人と話して何が楽しいのか俺にはわからない。

練習中なのに、話ばかりして…
しかも、あんなにベタベタして…

「それ、遊園地のチケットやろ?…ええんちゃう?」

「なるへそ!…な、侑士!」

(ピクッ)
今、遊園地のチケットというフレーズが聞こえた…
ちなみに俺には二人の声がきちんと聞こえていないがそれだけは聞こえた。はっきりと…


その瞬間、練習中にもかかわらず、俺のもとへ向日さんが走ってきた。



「日吉!おーい!」

「何ですか。向日さん」

「今度の日曜、暇?」

急にどうしたのだろうか…日曜の俺のことなんか聞いて…

「はい。何かあるんですか?」

動揺を抑え、いつもの通り答える。


そして、目をキラキラさせた向日さんが
「俺とデートしようぜ!」
と言ってきた。

沈黙が走る。
はっきりと聞こえた。今、デートしようぜって言った。
嬉しい…でも、どうしていいかわからない俺は黙っていた。

焦ったように向日さんが
「あの…デートってのは冗談で」と言っている後ろで忍足さんがこちらをニヤニヤしながら見ていた。


「わかってますよ。残念ながら、日曜行きません」

思わず、そう言ってしまった。
さっきの忍足さんと向日さんを思い出すと、イラついてしまう。


「え?何で?暇なんだろ?」

「別に。忍足さんと行けばいいじゃないですか…」

イラついて冷たく返してしまう。



「日吉のバッカ!」

そして向日さんはそのまま跡部部長に無断で帰った。


「あーん?向日はどうした?」
と跡部部長は当然のように忍足さんに聞く。

「何か、急に腹が痛いとか言って帰ったで?」

「俺に無断で、か?」

「あんなぁ、俺も一応副部長やねんで?」

「そうか…」

跡部部長の態度にもイラついてきた。向日さんの隣は忍足さんなのだ。現実でも周りからも、そうなっているのだ。

さっきの態度は正しい。
あれでよかったんだ…


俺は忍足さんが嫌いだ。
でも、向日さんは嫌いじゃない。
だから、向日さんが幸せならそれでいい。


(日吉のやつ、どうしたんだ?あーん?)

(いや、いろいろあってな…勘違いしとるだけやねん)

(よし、俺がその勘違いを正してきてやろう!)

(やめときや!跡部がいくとややこしゅうなるわ!)

(あーん?どういう意味だ?)


††††††††††††††††

お疲れ様でした!
という訳で、日吉視点でした!
どうでしたか?(ドキドキ

まだまだ続きます。
読んでくれてありがとうございましたm(_ _)m