こんばんわ！
千秋楽明けて一息つき、今までにない感情を味わっております。
改めまして、ファウスト～最後の聖戦～の東京公演大阪公演を終えて大千秋楽を怪我なく迎えることができました！パチパチ✨✨
毎回言ってる気もしますが、舞台の一番の味付けはお客様だと思っています。
稽古場でどれだけ頑張っても出ないミラクルが、お客様が入った瞬間に連発！！
見に来てくださった皆さんの期待と、熱気、そして緊張感。それに応えようと無意識のうちに出ちゃう役者陣一人一人の火事場の馬鹿力が、舞台上でせめぎ合うあの空気感に毎度の事ゾクゾクさせられます！！！
今回の役どころは大天使ガブリエル。
はじめてこの役を聞いたときは、天使ならまだしも、大天使って！って思いました←そこ
本来の当て書きなら悪魔とかなんだろうけどw
敢えてこのタイミングで天使役をやらせていただける事に、何か意味を感じて、新たな挑戦に出し惜しみすることなくやりきってやろう！と思いました。
台本をはじめて読んだ時は、話す言葉全てが綺麗すぎて、、、。
その汚れない言葉を、わたしの脳みそからお腹、喉を通って口から出すのにはじめは一苦労。w
ましてや心が綺麗な〝人間〟ではなくて、ファンタジーの世界に存在する〝天使〟だから、どうしたらそこに“違和感なく人間と時を共にする天使”になれるのか毎日試行錯誤していました。
わたしのいままでの舞台は声を張り上げる役が多かったので、まずは声の音量から…笑
初歩的なことだけど、その積み重ねがこの天使の役作りには必要なんだと思いました。
普段と真逆だからねw
だからといってただボリュームを小さくするんではなくて、人に寄り添えるような心地良い声を心がけて。
前にも書かせていただいたんですが、この前の現場の、私の頭の中の消しゴムの朗読劇で、言葉の持つ本当の魅力と奥深さに改めて気づかされたんです。その後の舞台現場がこのファウストだったので、台本を何度も何度も読み込んで、自分の台詞にできるだけ奥行きを持たせようとしました。
いままでペラペラだった紙と文字が、一枚ずつ部屋みたいに空間に見えて、その部屋にたくさん思いのまま好きな物を詰められるなぁと。いろんな模様、形を作れて、インテリアみたいにいろんな角度から自分なりの楽しみ方を見つけられました。
余裕が出来たんだと思う。
そんな新たな気付きもあり、今回は自分の中でも今まで学んだ事を活かせた現場だったと思います。
こうして現場ごとに、前現場で学んだことを次の現場で形にして落とし込む事が楽しくて。地道な作業だけど、やり甲斐を感じるし、何より満たされる。
そして、その瞬間をファンの皆さんと共有出来る事が何よりも幸せなんです。
いままでいろんな役をやらせていただいたんですが、どこか毎日、ガブリエルに励まされて、癒されて。自分が演じる役に助けてもらう。そんな現場は初めてでした。
ガブリエルが本当にいる気がして、いつも傍でただただ見守ってくれてた。お礼が言いたい。
ガブちゃん本当にありがとう😭❤
いまも守ってくれてる気がして心強いです。
そしてそして！なんといっても三田佳子さん！！！！！！
今回はじめてご一緒させていただいたんですが…
ただただオーラ！！存在感！！説得力！！
このタイミングで三田さんとご一緒できた事、運命だと思います。
三田さんは稽古初日から、全キャストの全台詞を自ら紙に書き写し、自分の台本、自分の世界を完成されていました。
その意気込み、それを当たり前にやっておられる事に感銘を受け、震えました。
集中力、忍耐力、自分を信じる力、周りに委ねる余裕。全てにおいて卓越されていて、なんだか入る隙もなく…最後はたくさんお話出来るようになったけど、最初は挨拶するので精一杯。笑
この怖いもの知らずな私がww
私の中で【ベテラン】【大御所さん】というのは、様々な経験を積んだ上で無駄を省き、自分のスタイルを貫き通す。というイメージがありました。
ですが、三田さんは誰よりも初心を忘れず、無邪気で、その場で良い物を取り入れ、若々しく、現場でイキイキとしてらっしゃいました。
ご本人も仰っていたように、初心を忘れずにできることが何よりも素晴らしいんだと。
毎回カーテンコールで二階から降りてこられる三田さんは、どうみても二十歳過ぎの若々しい少女にしか見えなくて、驚かされました。本当に、本当に、本当に美しい。芸術品のように綺麗でした。
何事にも好奇心を持ち、諦めず、自分を信じ抜くことの強さを感じさせられました。
三田さんの歌とお芝居、見る度に泣いてしまいそうになっていた事はキャストにはバレたくなくて、いつも堪えるのに必死で笑
泣きそうになるから、千秋楽以外はモニター観覧w
最後の、悪魔メフィストフェレスが人間に感化され、神に訴えかけるシーンは、毎回息をのみました。やっぱり千秋楽は堪え切れなくて泣いてしまいました。誰にも見られてませんように😭😭笑
本当に、放つパワーが尋常じゃない。なんなんだろう…不思議。
三田佳子さんは憧れの女性です。私もここからあと50年くらい歌と芝居を続けたい…なんなら死ぬ寸前まで。
年齢や周りの環境に惑わされず、自分らしく美しくありたいと思わされた出逢いでした。
そして、今回初共演だったA.B.C-Zのお二人！
面識もなかったので、最初は話せるかどうかも不安だったんですが、本当にビックリするくらい真面目でストイックで優しいお二人で😱✨✨
毎日稽古していくうちに、芝居をもっとこうしたいとか、良くなるにはどうしたらいいかとか、ほとんどがそんな話。笑
主役のハインリッヒファウスト役をやられたふみきゅんこと河合郁人くんは、最初は姫役のなみねぇに、恥ずかしがらずに目を見て芝居してほしいなぁ。なんて言われてたけど笑
回を重ねるごとにどんどんバージョンアップされていって、そのストイックな姿に刺激を受けました。そして何より声帯つよぉぉお！って思いました(*_*)！ほんまに。
毎日二回あんなに叫んでたのに、本番はちゃんと声出てたし…。
ふみきゅんがヴァレンティン役のお兄ちゃんを刺し殺すシーンの叫びと身体の震えが、毎回鳥肌立つくらい迫力あって！あそこのシーンのあとにオフィストとガブリエルの刺し違えのクライマックスシーンだったのであのシーンの雰囲気のお陰もあり、クライマックスに向けて気持ちをスムーズに作れた気がします。
そして、ガブリエルとは深い関わりになっていくオフィスト役を演じられたごっちこと五関晃一くん。
彼ほど謙虚で思いやりのある人はそうそういないなぁと。
いつも周りをよく見られていて、冷静で。
ドッシリ構えてくださるので、芝居がほんっとにやりやすかった。わたしが芝居を変えると、それに添うように臨機応変に対応してくださって。オフィスト役がごっちで本当によかったです。
本番入ってからは刺し違えたあとに衣裳をふみあって2人して暗転中わちゃわちゃして捌けられなかったり、倒れ方がいつもと違って支えきれずお互いプルプルしてたりw
トラブルはたくさんあったけど、いい想い出です。笑
カーテンコールのあとのアフタートークではお二人にバンバン斬り込んでいって、ファンのみなさんに嫌がられないかヒヤヒヤしてたんですが…皆さん温かく受け入れてくださり、、、ありがとうございました😭笑
またどこかでお二人と共演できたらいいなぁ✨✨✨✨
他のキャストの皆さんもユニークな方々の集まりで。写真付で軽くご紹介させていただきます！
ダンスリーダーもやってくれた可愛いmaruちゃん✨✨
圧巻の歌とダンス！妖怪女王ヘレネ様、館形比呂一さん！❤
こちらは3オクターブ出る強烈隠れ強者いぢっちゃんこと伊地知玲奈さん❤
なんだかんだ意外に1番仲良くなったシャーマン役、森宮隆さん❤
声が最高にいい！劇団四季のダンスリーダーもされていたロビン隊長役の斎藤准一郎さん❤
みんな仲良し❤（よ～く見ると…👼🏼）
ってな感じでほんまに和気藹々と。
不思議なカンパニーでした。すごく。
異種格闘技と言うか、各国から代表が集まったみたいな。それは技術うんぬんの前に人柄。
みんなマイペースで、干渉は絶対しないんだけど、人が大好きで思いやりがあって。
こんなにお人好しが集まる現場もまぁないなぁ。。
みんなユニークで面白くって。変わってた、、、w毎日ほんとに心から笑ってたと思います😭❤
若僧はそんなに多くなく、おじさま方がこのカンパニーの雰囲気を作ってくださってたなぁと笑
よく考えたら最年少19歳の瑞紀の次が私…自分が年下組なんて微塵も思ってなかったぁぁぁぁぁぁあ！！←問題
言いたい放題言わせていただき、かなりの勢いで年上の先輩方に斬り込んでいってました笑
でもそんなのもどんどん来い！な感じで受け止めていただき、たくさん可愛がってもらいました😊😊😊😊
毎日どんなに疲れててもみんなの顔見るとがんばろ！って思えた。お客様に向けて。はもちろんですけど、キャストの皆に向けて芝居するのもなかなかないですよね～。
もう家族だったなぁ。
その中でも常にずーーーーーーっと一緒にいたなみねぇ（玉置成実ちゃん）。
あ、間違えた←
しょーーーーーーじき、こんな仲良くなれるとは思ってませんでした！←本人に伝え済み
最初会う前は勝手に、強くて怖くて頑固なイメージを持ってたんです（言いたい放題。笑）
が！はじめて会った時『よろしくねぇ～！！たのしみだねぇ❤』ってにっこにこほわほわキラキラな笑顔で言われて
『あ、天使がいる。』って思いました。その時点で私が天使やっていいのかってちょっと心が折れたんですけどw
稽古場でも毎日隣で、芝居も毎回同じシーン。帰りも約束してるわけじゃないのにお互い終わるのを待って一緒に帰り、劇場入ったら2人楽屋w
最終的には2人してなんか仲よすぎて気持ち悪いねって話してました。w
一緒にいることが全く苦痛じゃなくて、無言でもOK!なところまでいっちゃったので楽屋は夏休みの宿題をする姉妹の2人部屋みたいになってました(￣▽￣)
分かんないことがあったら教えあって、ワイワイ騒いで疲れて無言でボーっとして。気がついたら散らかった楽屋を片付け、途中散らかったまま気になる本読んで笑。
自由か！！！
なみねぇ演じるマルガレーテ姫と天使ガブリエルは、お互いがはじめて出来た親友なんです。私生活もそんな感じだったから、役作りをしなくても、お互いが大切に想い合ってる事を空気感だけでお伝えする事が出来たんじゃないかなぁと思います。
なみねぇに出逢えて本当に良かった。終わったばっかりやけど明日お疲れ様会を兼ねて焼肉に行ってきます❗（タイムリーかw）
きっとこれからも大切な存在❤
ありがとう、なみねぇ。これからもよろしくね。
舞台やる度にいろんな事に感銘を受けて、出来ない自分に悔しくなり、それを乗り越え達成して、自分を褒めた先にまた更に課題を見つける。舞台を終えたあとはいつも新たな壁が私の目の前にギラついてます。笑
けど自分で作った試練だから、乗り越えられるっていつも信じてる。
そんなルーティーンが実に心地よくて、不思議と私生活の過ごし方、性格も変わってくるんです。
天使をやって、まず基準として人を受け入れること、許すことを知り、人間が持つ魅力、尊さを学ばせられました。
違う誰かになれることが楽しくて仕方がない！
全ての事柄に意味があるなぁと最近感じます。
みなさんからいただくお手紙の中に最近生きるのが辛いです。というお言葉をよく拝見しますが…
皆そうなんだと思います。
皆苦しいながらに、限られた中で自分なりの幸せ、癒しをみつけて、妥協（幸福）を感じながら生きてる。
幸せは、妥協の中にたくさんあるのかもしれない。と思った瞬間に肩の荷がおりて楽になりました。
幸せが当たり前にあっちゃ、人はチッポケで薄っぺらくなるなと。
あくまで私の主観ですけど。
みんな苦しみながら生きてる中で人に助けられ、何かの為に踏ん張り、誰かのために、自分のために、幸せの欠片を集めてパズルを地道に作っていくんですよね。
誰もが平等に与えられた色鉛筆と画用紙の中でボヤッとした人生に彩りを付けるのは工夫と考え方、捉え方次第なんだと感じます。
折れた色鉛筆も削れば新品同様使えるから。自分のペースでゆっくり彩っていこうと思いました。
満足できてなくて、もう崩れて死んじゃいそうな人がいたらガブリエルが褒めてあげる！助けてあげる！笑
大丈夫だよ。マイペースにいこうね。
わたしも頑張るから。
また新たに大切な事に気付かせてくれた舞台。
見てくださった方々と共に大切に想い出フォルダーに保存したいと思います。
余談ですが、ガブちゃんのアクションが強くて笑いました！なんてコメントもちょいちょいお見かけしました。ありがとうございます。
実は最初はアクションも踊りもなかったんです！
でもアクション指導の星見先生が、私が動く事が好きなのを知ってくださっていて、本読みの日に『ガブのアクションシーンを作ってください』と言ってくださり。笑
そしてヘレネ役兼振付の館形さんがダンスシーンを作ってくださいました。
本当に有難いお話です✨✨
そのアクションがあったから、ただただニコニコ微笑んでるだけの天使ではなくて、最終的に芯があって黒帯感満載な天使像が出来たんだと思います。笑
わたしだけではなく、今回はキャストそれぞれのできることを最大限活かしていただいた作品だと思っています。
初演のミカエルの方がいい！って方もきっとたくさんいらっしゃると思いますが…
わたしなりの天使は精一杯表現したつもりです✨✨
他にもたっっっっくさんキャストの皆さんとのエピソード、裏話あるんだけど…キリがないし、割とたくさん話したのでこのへんで😊笑
また何かあったらアメスタとかの生放送で聞いてください笑
ちゃんと答えますので！！！
あーでも実はまだまだ書き足りない。
毎回作品終わる毎に一冊小説出せるんじゃないかと思うよね笑
ここまでちゃんと読んでくださった方は何人いらっしゃるんでしょうか笑
最後まで見てくださってありがとうm(_ _)m❤
皆さんの感想も長くてもいいから教えていただけると嬉しいです(*^_^*)
ファウストで出逢ったキャストの皆さん、スタッフの皆さん、ファンの皆さんに心より感謝致します❤❤
これからもこんな幸せな連鎖が続きますように。ありがとうございました！
にゃもし(*´ω｀*)
゜+｡Gaburieru｡+゜
千秋楽明けて一息つき、今までにない感情を味わっております。
改めまして、ファウスト～最後の聖戦～の東京公演大阪公演を終えて大千秋楽を怪我なく迎えることができました！パチパチ✨✨
毎回言ってる気もしますが、舞台の一番の味付けはお客様だと思っています。
稽古場でどれだけ頑張っても出ないミラクルが、お客様が入った瞬間に連発！！
見に来てくださった皆さんの期待と、熱気、そして緊張感。それに応えようと無意識のうちに出ちゃう役者陣一人一人の火事場の馬鹿力が、舞台上でせめぎ合うあの空気感に毎度の事ゾクゾクさせられます！！！
今回の役どころは大天使ガブリエル。
はじめてこの役を聞いたときは、天使ならまだしも、大天使って！って思いました←そこ
本来の当て書きなら悪魔とかなんだろうけどw
敢えてこのタイミングで天使役をやらせていただける事に、何か意味を感じて、新たな挑戦に出し惜しみすることなくやりきってやろう！と思いました。
台本をはじめて読んだ時は、話す言葉全てが綺麗すぎて、、、。
その汚れない言葉を、わたしの脳みそからお腹、喉を通って口から出すのにはじめは一苦労。w
ましてや心が綺麗な〝人間〟ではなくて、ファンタジーの世界に存在する〝天使〟だから、どうしたらそこに“違和感なく人間と時を共にする天使”になれるのか毎日試行錯誤していました。
わたしのいままでの舞台は声を張り上げる役が多かったので、まずは声の音量から…笑
初歩的なことだけど、その積み重ねがこの天使の役作りには必要なんだと思いました。
普段と真逆だからねw
だからといってただボリュームを小さくするんではなくて、人に寄り添えるような心地良い声を心がけて。
前にも書かせていただいたんですが、この前の現場の、私の頭の中の消しゴムの朗読劇で、言葉の持つ本当の魅力と奥深さに改めて気づかされたんです。その後の舞台現場がこのファウストだったので、台本を何度も何度も読み込んで、自分の台詞にできるだけ奥行きを持たせようとしました。
いままでペラペラだった紙と文字が、一枚ずつ部屋みたいに空間に見えて、その部屋にたくさん思いのまま好きな物を詰められるなぁと。いろんな模様、形を作れて、インテリアみたいにいろんな角度から自分なりの楽しみ方を見つけられました。
余裕が出来たんだと思う。
そんな新たな気付きもあり、今回は自分の中でも今まで学んだ事を活かせた現場だったと思います。
こうして現場ごとに、前現場で学んだことを次の現場で形にして落とし込む事が楽しくて。地道な作業だけど、やり甲斐を感じるし、何より満たされる。
そして、その瞬間をファンの皆さんと共有出来る事が何よりも幸せなんです。
いままでいろんな役をやらせていただいたんですが、どこか毎日、ガブリエルに励まされて、癒されて。自分が演じる役に助けてもらう。そんな現場は初めてでした。
ガブリエルが本当にいる気がして、いつも傍でただただ見守ってくれてた。お礼が言いたい。
ガブちゃん本当にありがとう😭❤
いまも守ってくれてる気がして心強いです。
そしてそして！なんといっても三田佳子さん！！！！！！
今回はじめてご一緒させていただいたんですが…
ただただオーラ！！存在感！！説得力！！
このタイミングで三田さんとご一緒できた事、運命だと思います。
三田さんは稽古初日から、全キャストの全台詞を自ら紙に書き写し、自分の台本、自分の世界を完成されていました。
その意気込み、それを当たり前にやっておられる事に感銘を受け、震えました。
集中力、忍耐力、自分を信じる力、周りに委ねる余裕。全てにおいて卓越されていて、なんだか入る隙もなく…最後はたくさんお話出来るようになったけど、最初は挨拶するので精一杯。笑
この怖いもの知らずな私がww
私の中で【ベテラン】【大御所さん】というのは、様々な経験を積んだ上で無駄を省き、自分のスタイルを貫き通す。というイメージがありました。
ですが、三田さんは誰よりも初心を忘れず、無邪気で、その場で良い物を取り入れ、若々しく、現場でイキイキとしてらっしゃいました。
ご本人も仰っていたように、初心を忘れずにできることが何よりも素晴らしいんだと。
毎回カーテンコールで二階から降りてこられる三田さんは、どうみても二十歳過ぎの若々しい少女にしか見えなくて、驚かされました。本当に、本当に、本当に美しい。芸術品のように綺麗でした。
何事にも好奇心を持ち、諦めず、自分を信じ抜くことの強さを感じさせられました。
三田さんの歌とお芝居、見る度に泣いてしまいそうになっていた事はキャストにはバレたくなくて、いつも堪えるのに必死で笑
泣きそうになるから、千秋楽以外はモニター観覧w
最後の、悪魔メフィストフェレスが人間に感化され、神に訴えかけるシーンは、毎回息をのみました。やっぱり千秋楽は堪え切れなくて泣いてしまいました。誰にも見られてませんように😭😭笑
本当に、放つパワーが尋常じゃない。なんなんだろう…不思議。
三田佳子さんは憧れの女性です。私もここからあと50年くらい歌と芝居を続けたい…なんなら死ぬ寸前まで。
年齢や周りの環境に惑わされず、自分らしく美しくありたいと思わされた出逢いでした。
そして、今回初共演だったA.B.C-Zのお二人！
面識もなかったので、最初は話せるかどうかも不安だったんですが、本当にビックリするくらい真面目でストイックで優しいお二人で😱✨✨
毎日稽古していくうちに、芝居をもっとこうしたいとか、良くなるにはどうしたらいいかとか、ほとんどがそんな話。笑
主役のハインリッヒファウスト役をやられたふみきゅんこと河合郁人くんは、最初は姫役のなみねぇに、恥ずかしがらずに目を見て芝居してほしいなぁ。なんて言われてたけど笑
回を重ねるごとにどんどんバージョンアップされていって、そのストイックな姿に刺激を受けました。そして何より声帯つよぉぉお！って思いました(*_*)！ほんまに。
毎日二回あんなに叫んでたのに、本番はちゃんと声出てたし…。
ふみきゅんがヴァレンティン役のお兄ちゃんを刺し殺すシーンの叫びと身体の震えが、毎回鳥肌立つくらい迫力あって！あそこのシーンのあとにオフィストとガブリエルの刺し違えのクライマックスシーンだったのであのシーンの雰囲気のお陰もあり、クライマックスに向けて気持ちをスムーズに作れた気がします。
そして、ガブリエルとは深い関わりになっていくオフィスト役を演じられたごっちこと五関晃一くん。
彼ほど謙虚で思いやりのある人はそうそういないなぁと。
いつも周りをよく見られていて、冷静で。
ドッシリ構えてくださるので、芝居がほんっとにやりやすかった。わたしが芝居を変えると、それに添うように臨機応変に対応してくださって。オフィスト役がごっちで本当によかったです。
本番入ってからは刺し違えたあとに衣裳をふみあって2人して暗転中わちゃわちゃして捌けられなかったり、倒れ方がいつもと違って支えきれずお互いプルプルしてたりw
トラブルはたくさんあったけど、いい想い出です。笑
カーテンコールのあとのアフタートークではお二人にバンバン斬り込んでいって、ファンのみなさんに嫌がられないかヒヤヒヤしてたんですが…皆さん温かく受け入れてくださり、、、ありがとうございました😭笑
またどこかでお二人と共演できたらいいなぁ✨✨✨✨
他のキャストの皆さんもユニークな方々の集まりで。写真付で軽くご紹介させていただきます！
ってな感じでほんまに和気藹々と。
不思議なカンパニーでした。すごく。
異種格闘技と言うか、各国から代表が集まったみたいな。それは技術うんぬんの前に人柄。
みんなマイペースで、干渉は絶対しないんだけど、人が大好きで思いやりがあって。
こんなにお人好しが集まる現場もまぁないなぁ。。
みんなユニークで面白くって。変わってた、、、w毎日ほんとに心から笑ってたと思います😭❤
若僧はそんなに多くなく、おじさま方がこのカンパニーの雰囲気を作ってくださってたなぁと笑
よく考えたら最年少19歳の瑞紀の次が私…自分が年下組なんて微塵も思ってなかったぁぁぁぁぁぁあ！！←問題
言いたい放題言わせていただき、かなりの勢いで年上の先輩方に斬り込んでいってました笑
でもそんなのもどんどん来い！な感じで受け止めていただき、たくさん可愛がってもらいました😊😊😊😊
毎日どんなに疲れててもみんなの顔見るとがんばろ！って思えた。お客様に向けて。はもちろんですけど、キャストの皆に向けて芝居するのもなかなかないですよね～。
もう家族だったなぁ。
その中でも常にずーーーーーーっと一緒にいたなみねぇ（玉置成実ちゃん）。
最初会う前は勝手に、強くて怖くて頑固なイメージを持ってたんです（言いたい放題。笑）
が！はじめて会った時『よろしくねぇ～！！たのしみだねぇ❤』ってにっこにこほわほわキラキラな笑顔で言われて
『あ、天使がいる。』って思いました。その時点で私が天使やっていいのかってちょっと心が折れたんですけどw
稽古場でも毎日隣で、芝居も毎回同じシーン。帰りも約束してるわけじゃないのにお互い終わるのを待って一緒に帰り、劇場入ったら2人楽屋w
最終的には2人してなんか仲よすぎて気持ち悪いねって話してました。w
一緒にいることが全く苦痛じゃなくて、無言でもOK!なところまでいっちゃったので楽屋は夏休みの宿題をする姉妹の2人部屋みたいになってました(￣▽￣)
分かんないことがあったら教えあって、ワイワイ騒いで疲れて無言でボーっとして。気がついたら散らかった楽屋を片付け、途中散らかったまま気になる本読んで笑。
自由か！！！
なみねぇ演じるマルガレーテ姫と天使ガブリエルは、お互いがはじめて出来た親友なんです。私生活もそんな感じだったから、役作りをしなくても、お互いが大切に想い合ってる事を空気感だけでお伝えする事が出来たんじゃないかなぁと思います。
なみねぇに出逢えて本当に良かった。終わったばっかりやけど明日お疲れ様会を兼ねて焼肉に行ってきます❗（タイムリーかw）
きっとこれからも大切な存在❤
ありがとう、なみねぇ。これからもよろしくね。
舞台やる度にいろんな事に感銘を受けて、出来ない自分に悔しくなり、それを乗り越え達成して、自分を褒めた先にまた更に課題を見つける。舞台を終えたあとはいつも新たな壁が私の目の前にギラついてます。笑
けど自分で作った試練だから、乗り越えられるっていつも信じてる。
そんなルーティーンが実に心地よくて、不思議と私生活の過ごし方、性格も変わってくるんです。
天使をやって、まず基準として人を受け入れること、許すことを知り、人間が持つ魅力、尊さを学ばせられました。
違う誰かになれることが楽しくて仕方がない！
全ての事柄に意味があるなぁと最近感じます。
みなさんからいただくお手紙の中に最近生きるのが辛いです。というお言葉をよく拝見しますが…
皆そうなんだと思います。
皆苦しいながらに、限られた中で自分なりの幸せ、癒しをみつけて、妥協（幸福）を感じながら生きてる。
幸せは、妥協の中にたくさんあるのかもしれない。と思った瞬間に肩の荷がおりて楽になりました。
幸せが当たり前にあっちゃ、人はチッポケで薄っぺらくなるなと。
あくまで私の主観ですけど。
みんな苦しみながら生きてる中で人に助けられ、何かの為に踏ん張り、誰かのために、自分のために、幸せの欠片を集めてパズルを地道に作っていくんですよね。
誰もが平等に与えられた色鉛筆と画用紙の中でボヤッとした人生に彩りを付けるのは工夫と考え方、捉え方次第なんだと感じます。
折れた色鉛筆も削れば新品同様使えるから。自分のペースでゆっくり彩っていこうと思いました。
満足できてなくて、もう崩れて死んじゃいそうな人がいたらガブリエルが褒めてあげる！助けてあげる！笑
大丈夫だよ。マイペースにいこうね。
わたしも頑張るから。
また新たに大切な事に気付かせてくれた舞台。
見てくださった方々と共に大切に想い出フォルダーに保存したいと思います。
余談ですが、ガブちゃんのアクションが強くて笑いました！なんてコメントもちょいちょいお見かけしました。ありがとうございます。
実は最初はアクションも踊りもなかったんです！
でもアクション指導の星見先生が、私が動く事が好きなのを知ってくださっていて、本読みの日に『ガブのアクションシーンを作ってください』と言ってくださり。笑
そしてヘレネ役兼振付の館形さんがダンスシーンを作ってくださいました。
本当に有難いお話です✨✨
そのアクションがあったから、ただただニコニコ微笑んでるだけの天使ではなくて、最終的に芯があって黒帯感満載な天使像が出来たんだと思います。笑
わたしだけではなく、今回はキャストそれぞれのできることを最大限活かしていただいた作品だと思っています。
初演のミカエルの方がいい！って方もきっとたくさんいらっしゃると思いますが…
わたしなりの天使は精一杯表現したつもりです✨✨
他にもたっっっっくさんキャストの皆さんとのエピソード、裏話あるんだけど…キリがないし、割とたくさん話したのでこのへんで😊笑
また何かあったらアメスタとかの生放送で聞いてください笑
ちゃんと答えますので！！！
あーでも実はまだまだ書き足りない。
毎回作品終わる毎に一冊小説出せるんじゃないかと思うよね笑
ここまでちゃんと読んでくださった方は何人いらっしゃるんでしょうか笑
最後まで見てくださってありがとうm(_ _)m❤
皆さんの感想も長くてもいいから教えていただけると嬉しいです(*^_^*)
ファウストで出逢ったキャストの皆さん、スタッフの皆さん、ファンの皆さんに心より感謝致します❤❤
これからもこんな幸せな連鎖が続きますように。ありがとうございました！
にゃもし(*´ω｀*)
゜+｡Gaburieru｡+゜