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昨夜、車の運転中にとてつもなく眠くなってしまった。
少し前に飲んだいつも助けられている眠眠打破の効果が珍しくなかった。
絶対に事故ってはならない状況だったので申し訳ないなと思いつつも友人にヘルプミーコール。
真夜中だったのにも関わらずしりとりに付き合ってくれた。
お陰でしっかり目的地に辿り着けそうなところまできた。
その頃には電池もキレそうだった事もありお礼を伝えて終話。
携帯画面の左上には『LOW』と表示され、程無くただのでオモチャと成り果てたのだった。
そんなを携帯を助手席に転がしたら、"携帯電話"なんてほとんど誰も持ってなかった時代をふと思い出した。
よく待ち合わせできてたな。
よく意思の疎通を図れてたな。
よく時間をもて余さずに済んでたな。
最近特に認知症なんじゃないかってほどに忘れっぽく、数時間前に約束したものを持たずに家を出てしまったり、仕事上のダブルブッキングもあった。
後者は事前に気付いたので事なきを得たが、前者は相手に対して悪いことをしてしまった。
そんな今の自分に携帯がない状況が訪れたらきっと全てを、いや自分自身さえ忘却の彼方に置き去りにされてしまうかな。
自分の存在する意義や価値なんてあまり考えないけれど、今は絶対的に限りなく無に等しい。
今朝7時。自宅に戻ってきた。
カフェインが効いてきたのかなかなか眠れない。
しかしながら身体が少し疲れてる。
やっぱもう若くないか。
昼に約束がある。
覚えてる約束さえ反故にしてしまいそうだなんて救えない。
...まさか。
夕方になった頃にこの約束を思い出すんじゃなかろうか。
そんな事になったらほっぺたを引っ叩かれて『もう知らない』と、忘却の彼方どころかリアルにゴミ捨て場に置き去りにされる。
