市街地をロードバイクで走る際の安全面での留意点 | ダジャレでGO

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~アメブロ支店~

いろいろな人のブログを拝見すると

事故に遭った
転倒して骨を折った
危ない目に遭った

などと安全面に関する記事をよく見かける。

そんなきっかけで、
自身ブログの過去記事を振り返ってみたのだが

事故関連の記事は、ほとんど見当たらない。
2012年のブルベ中部300くらい

幸運だな、つくづくラッキー。
ありがとう神様。

でも、ジテ通で名古屋の市街を走りまわり、
バンコクでも劣悪な交通状況の中にいて
今尚、事故に縁遠いとするなら、
 
普段ロードバイクに跨る際、
どんな思考でクルマと向き合っているのか?
 
自身を振り返って、共有してみたい。

1.「かもしれない運転」 は 相手の思考まで想定する

・駐車中の車のドアが急に開くかもしれない
・その先に見えない人が立っているかもしれない
・スマホに夢中で、こちらに気づいていないかもしれない

という一般的な「かもしれない運転」は当然として、

・自転車は遅いと思っているだろうから
 右折車は先に曲がろうとしているかもしれない

と、相手の思考、それも悪いケースを想定しておく。

事故後の加害者のコメントは

 ・ 気づいていなかった
 ・ 知らなかった     (ロードバイクってこんなに早いの?)
 ・ まさかこうなるとは  (経験したことがない)

というものが多く、
つまるところ、彼らの認識や常識の外で発生している。

まずは、そこをケアする。


2.相手の顔を見る

危険な箇所、例えば交差点で
クルマや歩行者など、相手がいた場合、

私なら間違いなく相手の顔を見る

相手がこちらに気づいているか、
こちらの意思を理解してくれているか、

ちょっと見るだけであっても、
その場で相手の認識や意思を確認するのが安全。
 
事故は相手あってのものだ。

実はこれが一番の安全対策では?と思っている。


3.できるだけ目立つことを意識する

全ての場面で、目で見て確認というのは理想的だが、
そもそも自分が気づいていない相手や、
そこにいる全員と目を合わせることは不可能。
 
となると、逆にこちらが何もしなくても、
こちらの存在に気づいてもらえることは重要な安全策。

例えば、クルマから嫌がられるから、できるだけ道の端をひっそり走る・・・
ではなく、嫌がられても車道の真ん中を走って気づいてもらった方が安全。
※もちろん交通の流れを妨げるようなことは避けるべき
  そして、車線変更の際はハンドサインでこちらの意志を明確に伝えるべき
 
服装なら、スーツでジテ通する時も、必ず反射するものを身に着けていたし
最近はヘルメットを蛍光のオレンジにした

とにかく、多くの運転者に自分の存在を認知してもらうこと。

見えているなら、
ひき殺してやる!という人でないかぎり、事故になりにくい
 
 
4.無理しない

ちょっと厳しいけれど、大丈夫かな?
そういう発想は出来る限り捨てる

交通の流れに乗ることは大事だけれど、
やはり自転車ではクルマやバイクのパワーに勝てない。

無理かな?と思うということは
過去無理だった経験がそう思わせるのであり、
あっさり引き下がったほうが良いことが多い。

出来る限り安全な側で行動することも大切な安全策。


こうやっていろいろ書き出してみると、別に改めて書くほど、
新しい話もなく、難しい話でもないのだけれど、

つまるところ交通事故が発生するのは

お互いの認識が違うから、であり

例え相手が無茶苦茶で、交通ルールを全く無視していて、
明らかに自分や世間の考え方が正しいという場面であっても、

常識を突き通して危険な目に遭うより、
相手の思考を先読みして、対処する方が賢明なのでは?
 
というのが結論だ。

 

だとすれば・・
廊下の出会い頭でぶつかって、そこから始まる恋というありがちな
マンガの主人公は、自分の価値観を全面に押し出すタイプってことかしら?

ちょっと違うか。
今回はオチが事故った。