劇走江戸鴉~チャリンコ傾奇組~



松竹座での公演を観劇しました。

今まで時代劇系の舞台は観劇したことがなく、私にとって初めての松竹座でした。

 

久しぶりの現場、初めての松竹座、久しぶりの生の涼さまに胸を躍らせながら、ヘアカラーをしたり青ネイルに替えたり服を新調したり…といつもの如く全てのコンディションをこのチャリンコ観劇に合わせておりました。

 

それなのに!!

まさかの前日に二重埋没の糸のところにできものが出現し、急遽抜糸することに無気力

しっかり内出血し腫れぼったい瞼になりました。嘘だろオイ。

 

前日にこんなことになり、正直モチベはダダ下がり。ガン萎えしましたガーン

でもせっかくの現場ですし、どうせ涼さまには私の瞼なんて見えやしないので開き直ることにしました。

傷口は赤く、内出血で青くなった私の瞼。スゴイ、私どのオタクよりも体張ってはしみずカラーに染まってる…!!!

(ちょっとグロくてすみません。別にそんなにひどくはないです。けんかしたヤンキーみたいな瞼になっただけです。)

 

 

まあそんなわけで紆余曲折ありましたが、劇走江戸鴉みてきました。





めっっっっっちゃ感動した…!!!!!

 

初めての松竹座だったし、初めての時代劇だったんですけど、何より臨場感が半端ない。

花道を使ったり客降りがあったりするから、前方だけでなく、会場全体が舞台というように感じました。

あと音の響き渡り方がとにかくすごかった。

開幕した瞬間まだ誰も出てきていないのに、真っ暗な会場で響く最初の音楽に鳥肌がたちっぱなしでした。

 

そして橋本涼さんの第一声を聞いてさらに鳥肌。普段の橋本涼さんの話し方とは全く違う声で驚きました。

橋本涼ではなく、江戸鴉の総長 弾七でした。

 


観劇前にYouTubeのダイジェストをみていたのですが、生で観劇するのは全然違った!!

臨場感に圧倒されて感激しっぱなしでした。

チャリンコ乗り回しすごすぎるし!!花道も爆速で駆け抜けていくから圧倒されすぎて私死ぬかと思った!!!




映画やドラマだと映し出されている部分しか観ることができないけど、舞台は物語の中で自分の好きなところを観ることができるのがいいですよね。

弾七が出ている場面は、ほぼ弾七に釘付けでした。マジでかっこいい。

涼さまが大好きなのはもちろんなんだけど、マジで弾七に惚れました。

弾七の表情、言い回し、話し方ひとつひとつにグッとくるものがありました。

 

 

特に印象に残った場面あげていきます。

 

弾七とお露の再会

それまで数右衛門と戦っていたのに、お露の顔を見た瞬間に、ずっと好きだった女を見る目に変わったから胸えぐられた。

 

同心の手先になった江戸鴉が黒子のアシストチャリに乗って登場

上手にいた弾七と平兵衛がBGMにノリノリでアシストチャリに乗ってきたの超かわいかった。二人ともめっちゃ楽しそうだった。

 

江戸鴉を抜けて堅気に戻りたいとけじめをつける弾七

この場面の弾七の表情が最高。

殴られているときの弾七の表情がかなりリアルで本当に殴られているんじゃないかと思うほどだった。

でもただ痛そう苦しそうな表情ではなく、覚悟を決めて仲間からの愛の鞭を受け取っている漢の表情だったので物凄くかっこよかった。

 

江戸鴉シャンパンコール

この場面ありがとうよ。もうほんとに。

私は気が強くてきれいなオンナが好きなので、勝手に紅子に感情移入。

紅子に「浮気してねえだろうな」って聞いたり、紅子の手をさっと取ってダンスしたりする弾七にメロりまくった。

弾七、お露がいるくせに罪な男。最高だぜマジで。

素直になれないけど、弾七への好意がダダ漏れでうれしそうな紅子もかわいい。

 

野田藤に突撃する江戸鴉(客降り)

運よく弾七が通る通路に結構近い席で、バカ近い距離で弾七を拝んでしまって無事ノックアウト。フォーリンラブ。もう抜け出せない。いっそ抱き壊してくれ。

客降り中はほとんどアドリブだからか、弾七の格好としゃべり方をした橋本涼って感じだった。

ライブのときはどんなに近い席でも基本的に推しはステージ上だけど、自分がさっき通ったその辺の通路に涼さまが現れてもはや意味分からんかった。私は今なにを見ているんだろう状態。思考停止。

誰に話しかけようか考えながら近くの客の顔を一人一人見ていて、確実に橋本弾七の視界に入ることができたので感無量。

弾七は近くで見ても男前で煌めいていていい匂いがしそうだった。匂いは嗅げなかったけど。

 

野田藤から逃げるために数右衛門と弾七がカップルを装う場面

ここははしみず厨ならみんな好きだよね!

瑞稀の話し方が本当に女の子っぽくてすごい。

弾七も数右衛門もアイドルだから週刊誌はNGだよね!

正体がバレてからの早替えも印象的だった。

 

野田藤一派に見つかりお露を守りながら戦う弾七

紅子派の私だが、お露を守りながら戦う弾七にもメロりまくった。

お露の肩を抱く腕!!色気ありすぎて18禁。

敵に対する刀の振りや蹴りは乱暴なのに、お露の肩を抱く腕は優しく力強く添えててもう弾七〜〜〜!!!!って感じ。悶絶。

あんなの好きにならんわけないやろがい。

 

数右衛門が入った5人の江戸鴉の名乗り

冒頭の名乗りもかっこよかったんだけど、数右衛門が入って5人になった江戸鴉の名乗りが本当に大好きで!!

特撮の戦隊ものみたいでゾクゾクした。

 

空飛ぶ弾七

チャリンコで飛ぶって知ったときはすごすぎて笑っちゃったんだけど、実際目の当たりにしたらもう感激で拍手しまくった。

敵の首ぶら下げてチャリンコで飛ぶとかほんと弾七エンターテイナーすぎる。ジャニーズ弾七、最高。

 

処刑を受ける前の江戸鴉たち

着物を下半身までおろしてロープで縛られている状態だけど、自分たちの信念を貫き通した江戸鴉たちの表情がすごく勇ましくてかっこよかった。あとから来た弾七と小田切のやり取りにも感動した。

弾七まっすぐに強い視線で前方を見ていたのに、お露と自分の母親が現れた瞬間に視線がゆらいだのがよかった。お露との再会のときもそうだったけど、一瞬で表情や視線が変わるのが上手くて、役者 橋本涼のすごさを感じた。

処刑に向けて歩き出すとき、数右衛門が弾七を待ってて、弾七が歩き出すときに数右衛門の方を見て「おう、行くぞ」って感じで微笑んだの感極まって泣いた。

 

 

 

戦いの場面は全部みんなめちゃくちゃかっこよくて、刀の振り方が役ごとに変えられていて見応えがありました。

数右衛門は的確に堅実に戦い進めるのに対して、弾七は豪快に派手に蹴散らしている感じ。

殺陣ってただでさえ難しいはずなのに、そこにそれぞれの役らしさが反映されているのが面白かったです。

パンフレットで涼さまが「弾七の特色を殺陣の中で表現すればいいんだなと」って言っていて納得しました。

 

カーテンコールでもお辞儀の仕方が橋本涼ではなく弾七でした。ずっと弾七が憑依している。

でもたまにアドリブのときに橋本涼に戻るときもあってニヤケました。最後の最後もお手振りで橋本涼に戻っていました。ほんとどっちも好き。

 

全編を通して、弾七のご尊顔はもちろんだけど、弾七の腕フェチになりました凝視

去年、灰仁や陸くんを演じるために筋肉量をおとしたって言っていたような気がするんだけど、弾七しっかりきれいな筋肉で釘付け凝視マジで大好きだわ。

 

私これから好きなタイプ聞かれたら、弾七って言います。宜しく。

 


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心斎橋でたまたまNEWSのあっちむいてほいの広告に遭遇。あかちゃんほんわか