拙宅の換気装置には1回/年の清掃が推奨されています。K社によると、5年くらい放置しているお宅もあるとのことでしたが、大きな手間ではないので、2回目の清掃を実施しました。

 

 

 換気装置の位置はメンテナンス性を重視してあるので、脚立に上って無理な体勢で・・・ということにはなりません。ロフトの壁にある謎の扉(蓋)を外すと換気装置とご対面です。この換気装置の入っている小部屋は(温熱環境的に)室内扱いですので、構造がむき出しですが開け放しにしていても寒い(冬場)ことはありません。ですから、のんびりと扉を開けたまま作業ができます。

 

 

 換気装置は非常に単純な構造で、小さな排気ファンをモーターで駆動しているだけです。ネジをいくつか外して電源コネクターを抜くとモーターごとファンが外れます。モーターは水濡れ厳禁ですから、モーターからファンだけを外して拭くなり、水洗いなりで清掃作業は完了です。1年の汚れはそれほど大したことはありませんでしたが、ファンは多くの細かいフィンから構成されているので、清掃がかなり面倒に思えました。が、洗車用に買った毛足の長い刷毛を使ったら、簡単にきれいになりました。

 

 

 ファンを外すときにゴムパッキンも外すのですが、そのパッキンが劣化してひび割れていました。一般にゴムが劣化する主因は紫外線と考えられ、場所的に紫外線の照射は皆無のはずですので、なぜ劣化したかは謎でした。とりあえず緊急性はないにしろ、切れてしまうおそれもあるので交換する必要がありそうです。K社に連絡する前にネットで調べてみました。モーターは三菱電機製だということまではわかりましたが、パッキンについての情報は得られませんでした。一般には売られていないモーターのようで、それ自体の情報が極端に少なかったです。

 

 

 というわけで、K社に連絡して調べてもらうことにしました。おそらく時間がかかるでしょうから、劣化したパッキンを再利用して換気装置を組み立てました。切れても何とか換気装置は動くでしょうから、パーツが見つかるまでのんびり構えていて問題ないでしょう。

 

 続いて先延ばしになっていた、吸気口の清掃です。5カ所ある吸気口のフィルターはさすがに埃だらけになっていました。リードクッキングペーパーで代用しているプレフィルターは交換し、元からあったウレタンのフィルターは水洗いしました。新品のプレフィルターを装着し、これで花粉の季節も安心ですね。