長く愛用してきた揚げ物用の鍋が変形してしまい、ついにIHクッキングヒーターで正常に反応しなくなってしまいました。 そこで、ドライブを兼ねて(むしろこちらがメインですが)、金属加工の街として知られる新潟県燕市のアウトレットショップストックバスターズへ、新しい鍋を調達しに向かう計画を立てました。当初は一人でワインディングを楽しむつもりだったのですが、予想外にもやぎ座が同行を希望。やむを得ずEX30CCで出撃することになり、走行ルートや作戦計画の大幅な修正を余儀なくされました。

 

 

EX30CCでの長距離移動となれば、事前の充電計画が欠かせません。 e-MP系の高価格な料金体系を徹底して回避するため、途中の充電ポイントを2箇所あらかじめピックアップした上で、関越道を北上しました。長岡ICを降り、R8沿いにある中古車販売店の「FLASH Charge」に到着。事前情報では240kWという超高速スペックとのことでしたが、実際の出力は50kW強にとどまりました。とはいえ、FLASHのシステムは時間制ではなく従量課金方式です。充電に時間がかかっても支払額が変わらないのは助かります。ここで70%程度まで回復させ、朝食に向かいました。

 

 

当初は新潟市内のベーカリーを予定していましたが、移動中に燕市内のR116沿いにあるパン屋のらの休日を偶然発見。イートインが可能そうだったため、Uターンして向かいました。 店内は盛況でしたが、テラス席を利用する人はほとんどいませんでした。幹線道路沿いという立地と蒸し暑さのためかもしれません。隣接するファミリーマートで淹れたてのコーヒーを買ってきたことで、非常にクオリティの高い朝食セットが完成しました。惣菜パンのバリエーションも豊富で価格もリーズナブル、大満足の朝食となりました。

 

 

そこから目的地のストックバスターズはすぐ近くですが、開店時間には早すぎるため、道の駅燕三条地場産センターで時間調整をすることにしました。 ところが車を降りようとした瞬間、貴重品が入ったバッグが見当たらないことに気付きました。思案するまでもなく、先ほどのパン屋さんへの置き忘れです。すぐに電話を入れると無事に保管されており、胸をなで下ろしました。日本の治安の良さと、お店の適切な対応に深く感謝です。

 

バッグを回収して戻ると、ちょうど開店時刻ぴったりに到着。怪我の功名で、無駄な待ち時間もなく入店できました。 肝心の天ぷら鍋は、熟考の末に最もシンプルなステンレス製をチョイス。破格のお買い得品とまではいきませんでしたが、他にも良い買い物ができましたし、ドライブそのものが目的ですので大満足です。

 

 

帰路は高速で一気に帰るのを避け、旧山古志村周辺のワインディングとカントリーロードを楽しむルートを選択しました。 まずは充電のため、道の駅漢学の里しただを目指します。車載のGoogleナビにルートを委ねてみたところ、これが素晴らしいルート選定でした。電費優先のアルゴリズムのおかげか、王道のR289を回避し、交通量も信号も少ない快適なルートを案内してくれました。さすがGoogle先生?

 

 

現地でテラチャージの急速充電を行い、80%まで回復して出発。静寂な県道をマイペースで走る趣は格別でした。その後、事前リサーチで気になっていた山古志の棚田展望所へ立ち寄ることに。車線のない山道を抜けると広々とした駐車場が現れ、三連休の中日にもかかわらず完全な貸切状態。猛暑ではありましたが、静寂に満ちた素晴らしいロケーションでした。さらにK474を進もうとしましたが、通行止めに遭遇し(Naviの警告を疑って突き進んだ私の負けです)、迂回路で山を下りましたが、この迂回路が片側1車線の極上ルートでした。山古志エリアは走って楽しい道の宝庫だと再確認できました。

 

堀之内ICまでのカントリーロードもGoogleナビが快適な道を選んでくれ、そこから関越道に乗って無事に帰還しました。 BEVでの日帰りロングドライブも運用のコツを掴み、インフラ面での不自由さを感じる機会は確実に減ってきました。良いドライブと買い物ができた一日でした。

毎年恒例となっている、山形のサクランボ園へ行ってきました。ここ数年は天候不順による不作が続いていましたが、今年は非常に出来が良いとのことです。 出発直前にダブル台風の接近予報があり出発を延期するか考えましたが、日本海側ルートを選べば影響はほぼないと判断し、予定通り出発です。今回は、ボルボEX30CCを使いますが、EVにとって少々タフな日帰り600km超の強行軍です。事前に綿密な充電計画を立て、自宅で93%まで充電してから、いざ出発です。

 

 

関越道を順調に北上し、まずは新潟市内にある小さな森珈琲でモーニングをいただきました。 高級感のある落ち着いた空間ながら、コメダ珈琲のようにドリンク代だけでツナポテトトーストなどが選べるリーズナブルなシステムです。二人で1,360円と、今の時代、大満足の朝食になりました。

 

 

ここからは、事前のリサーチが活きる最初の充電セクションです。 今回利用したのは、コインランドリーの敷地にあるFlash Chargeという超高速充電スポット。240kWというハイパワーもさることながら、時間制ではなく「実際に充電した電気量(kWh)」に応じて支払う、私がフェアだと思う従量課金方式です。充電後に装置にクレカをピッと通すだけで認証手続きもなく、これならセルフのガソリンスタンドより簡単かもしれません。ここでサクッと90%まで回復させました。

 

 

新潟から山形へ向かうローカルな快走路では、少し実験をしてみました。 EX30のドライブモードをパフォーマンスにし、車線維持アシストをOFFにしてみました。EX30のアシスト、安全な反面、少し過干渉気味でドライバーが疲れやすいのが難点でした。OFFにしたことでステアリングが格段に素直になり、運転が驚くほど楽しく、楽になりました!

 

 

お昼前、いつもの果樹園に到着。 園主の方のご厚意で「好きなだけ食べておいで」と声をかけていただき、貸し切り状態の園内でみずみずしい大粒のサクランボを堪能しました。さらに、自宅用にと跳ね出し品(規格外)をなんと数キロ分もプレゼントしていただきました。跳ね出しとは言え、地元のスーパーの品とは比べ物にならない格の違い。毎年こうして温かく迎えてくださる園主と、一年に一度の生存報告を笑い合い、来年の再会を約束しました。

 

 

ランチは、Googleマップで偶然見つけた近くの農園カフェまってるへ。 食材にこだわった手作りのワンプレートランチは、一品一品がとても丁寧で、身体に染み渡る優しい美味しさでした。最近はこうした料理に出会えるとホッとします。果樹園とここで鉄板ルーティンが完成しそうです。

 

 

帰路は関東の台風の影響を考え、R121で会津若松へ抜けるルートを選択しました。 大峠の手前にある道の駅田沢で2回目の充電です。 到着すると、充電器にシャッターが閉まっていて一瞬焦りましたが、「使うときには自分で開けてください」との案内。セルフの物理シャッターという、なんともローカルで面白い体験でした(笑)。

 

 

ここからは高速を使わず、日光を経由して一般道を南下します。EVはアベレージスピードが低い一般道の方が、空気抵抗が少なく航続距離を伸ばせますし、距離的にも短いのです。 台風警戒のニュースのせいか、この日の交通量は極端に少なく、普段なら退屈してしまうR121も、信じられないほどクリアな快走路でした。お陰で、楽しく走ることができました。

 

 

足尾を経由して、無事に群馬の自宅へ帰着。 バッテリー残量は29%であり、事前の車載システムが予測した32%とほぼ同じでした。予測値はある程度正確でないと困りますが、なかなか素晴らしいと思いました。インフラがまだ発展途上の東北エリアを、1日に600km以上走るという過酷なテスト?でしたが、事前のシミュレーションさえしっかりしておけば、EX30は遠乗りにも十分に耐えうることが証明されました。サクランボの甘い余韻とともに、大満足のドライブとなりました。

仕事から戻ると、やぎ座がIHクッキングヒーターから、「ポンッ」という音がして、ブレーカーが落ちたと言います。配電盤を見ると、なるほど、IHにつながっている200Vのブレーカーが落ちていました。理由があって落ちたのだから、本当は素人は手を出すべきではありません。でも、好奇心に負けて、ついブレーカーを上げると、今度は、大元のブレーカーが落ちてしまいました滝汗

 

 

これは、おそらくショートでもして、完全に故障したと思われます。これ以上は触らずにK社のおとめ座に連絡しました。うちのIHは、パナソニック製ですが、ウッドワンのキッチンに組み込まれている専用型番らしく、そっち経由で修理の手配を掛けてくれるとのことでした。その日は、カセットガスコンロで何とか凌ぎましたが、夜に再びおとめ座から連絡があり、カセットガスコンロを貸しますよ、とのことでした。手持ちがあるので、丁重にお断りしましたが、どこまでも親切です。これが金曜日の夜。

 

 

土曜日の昼過ぎにはパナソニックから連絡があり、水曜日に修理することになりました。症状から、おそらく基盤がやられたんじゃないかなと見当をつけたところ、果たしてその通りでした。それも結構派手に焦げたというか、焼けていて、一歩間違えれば火災になるところでしたね。拙宅のIHクッキングヒーターは、平均的な使用よりはかなり酷使されていますが、5年で故障は早いかもしれません。でも、こればかりは運不運がありますからね。

 

 

使い方には問題はないとは思いますが、IHにきちんと対応した調理器具(底が厚いやつ)でないと、そのうちに鍋底が変形して、いらぬ負荷がかかるそうです。拙宅の場合、確かに底が若干変形した鍋も使用していましたので、この際、少し鍋類を整理しようかなと思いました。請求はK社経由で届くようですが、5万円程度のようです。ちょっと痛い出費でしたが、一時は全交換も覚悟していただけに、胸をなでおろしたところです。