2024年になり、拙宅も築三年目に入りました。新居での生活パターンが定着し、足らなかったもの、過剰だったものが明確になり、場合によっては部分的にしろ劣化も見えてくる時期です。が、拙宅の場合は結論を言ってしまえば、住んでいて過不足や劣化はほぼ感じていません。「以上、終わり真顔」ではブログネタになりませんので、細かな部分に焦点を当てて現状の運用や劣化について書いていこうと思います。

 

 第1回の今回は、室内ドアについてです。拙宅の室内ドアは全部で7カ所あります。このうち、引き戸が4カ所、残り3カ所が開き戸です。当初は全てを引き戸にするつもり(老後の家なのでバリアフリーを意識して)でしたが、K社側からの提案(スペースの都合や、施工の都合だったと思いますが、詳しい経緯は忘れました)により、上に書いたような配分になっています。開き戸にしたのは、やぎ座の部屋①、みずがめ座の部屋②への出入口と玄関とリビングの間③です。

 

やぎ座の部屋入口ドア①)

 

 現在は、①常時開、③常時閉、②その中間という運用でほぼ固まりました。拙宅はドアを開けておけば家中で似たような温度になりますので、基本的にはどこも常時開で問題ありません。ですのでやぎ座は自分の部屋のドア①は就寝時でも閉めませんが、私は落ち着くという理由で就寝時だけドア②を閉めています(ただし、夏場は開放)。また、③については玄関まで素通しだとやはり落ち着かないのと、多少冷暖房効率が良いため、出入りするとき以外は閉めています。開き戸は開放時に邪魔になるというデメリットがありますが、拙宅の場合はそれを感じたことはありません。

 

(玄関とリビングの境のドア③)

 

 次に、引き戸(全て上吊りです)ですが、4枚のうち2枚はトイレですので常時閉です。が、最近は後述する理由により夜中は開放中です。残り2枚のうち、1枚は洗面所とLK(拙宅の間取りはダイニングがないのでLDKでなく、LKです)の境にあり、こちらは常時開です。ここのドアはよっぽどのことがない限り閉めませんね。唯一想定されるのは、来客があって入浴する場合です。息子が結婚したので、その想定はそこそこ現実味があります。残りはみずがめ座の書斎の入り口ですが、これは完全にみずがめ座の気まぐれで開閉します。

 

(洗面所とLKの境)

 

 引き戸のデメリットは、密閉性が悪いため、隙間風を感じたり音や光が漏れやすかったりすることです。隙間風については、家中が一定温度なので全く問題になりませんし、換気の面から逆に密閉されていない方が好ましいです。また、光についてもドアの位置関係から気になったことは皆無です。

 

(書斎入り口)

 

 音についても、トイレの音がリビングにいて気になったことはありませんが、唯一、閉める時にドアがドア枠に当たる音が気になります。ソフトクローザーがちゃんと仕事をしてゆっくりドア枠に当たるのですが、高気密で2×4工法の拙宅は音が構造材を伝わり、各部屋に届けられてしまうようです。糸電話の原理とでも言えば分かり易いでしょうか。こればかりは、構造上どうしようもなく、同様に家の中を歩く音もよく響きます。拙宅の数少ない「気になる点」ですね。というわけで、最近では夜中にトイレを使う場合は、トイレのドアを開放したままにして、閉める時の音を出さないように運用しています。以上、拙宅の室内ドアの運用方法でした。