レコーダーの機能、性能は前回述べました。最後にサイズです。可能なら今のTVが載っているラックに納めたいので、その部分のサイズを測ると横幅が433 mmでした。前回のスペックを満たすブルーレイレコーダーはいくつかのメーカーから発売されていますが、めぼしい機種は判で押したように横幅が430 mmでした。これはかなり微妙なラインです。最悪、設置場所を変更すれば良いのですが、可能なら変更したくはありません。

 

(出典:価格.comマガジン)

 

 しつこく調べているうちに、パナソニックのディーガシリーズの中に、箱形のコンパクトな機種があるのを発見しました。個人的に安っぽい外観に見えましたが、ラックの中に収納するのでこの際見た目は問題ないでしょう。オモチャのような見た目に反して、中身は決して安物ではなく、むしろかなり気合いが入っていて、必要な機能はもちろん備えていますし、4K対応になっています。

 

 性能についても人気のディーガシリーズですから問題ないでしょう。この機種は2021年秋モデルで、すでに製造中止になっていますが、価格.comなどで調べるとまだ在庫のあるショップが多数ありました。当時の定価から判断しても、ミドルクラスのモデルだろうと思いました。

 

 後継機らしき製品が2022年冬モデルとして発売されていましたが、外観が他のシリーズと統一され、高級感は出ましたが横幅が430 mmになっていましたし、スペックなどを見る限りこのモデルチェンジはコストダウンが目的としか思えませんでした。したがって、ほぼ全ての面で先代の方が優れていると判断しました。在庫が限られていて、ショップによっては後継の新型より高値がついていましたが、幸い定価の6割ほどの値段(1月24日現在で過去最安値)を付けていたショップもあったので納得価格で購入に至りました。