そして非常に重要な点ですが、特に大手HMでは当たり前の分業、すなわち、まず営業が簡単なプラン提示から契約まで、その後設計担当者、ICと間取り、仕様の打合せ、着工になったら図面を現場監督に引継いて工事といった流れが、K社ではワンストップになっています。つまり、徹頭徹尾おとめ座かに座が担当して、しかもそのお二人は着工したらずっと現場にいます

伝言ゲームがなく、多くの施主さんが遭遇する営業と現場の連絡不足や間違いがほとんどありません。施工やり直しなんてことになると直接自分たちが火の粉をかぶるわけですから、本人曰く

 

「必死です!!

 

その辺は徹底していますね。

図面上で細部を煮詰めずに、見切り発車的に作業をして、例えばコンセントの位置や数などは、実際に現地で決めることも普通にあるようです。いい加減に思えるかもしれませんが、逆にこの方が確実なように思えてきました(これは賛否両論でしょう)。したがって、施主もかなり主体的に家造りに関与しなくてはなりません。

 そして、家の建築に関わった全ての職人さんの顔を見て声を聞くことが可能です。これは非常に珍しくて貴重なことだと思います。少数派かもしれませんが、私はこのワンストップと建てた人の顔が見えるシステムがKEN建築工房の最大の「売り」だと思っています。

 K社はもちろん、M社もそうだったのですが、こうした人たちと話をしていると、HMの営業って必要なの?と思ってしまいます。着工棟数が多い会社ならもちろん必要なんでしょうけど、そうでないところは不要な気がしてなりません(営業の方、すみませんお願い)。

 

 人件費も掛かっていませんが、ほぼ全ての仕事は口コミ(アメブロの施主ブログも含む)なので、営業経費もほとんど掛かっていません。実際やぎ座みずがめ座はアメブロ主の紹介ですからね。ホームページやSNSも持っていないので、検索しても引っかかるのはK社の連絡先を尋ねる掲示板かアメブロくらいです。おそらくネット検索だけではK社の連絡先に辿り着くことはできず、世間では謎の建築屋ということになっていますグラサン

 まだ家は完成していませんが、KEN建築工房は素晴らしい建築屋さんなのは間違いでしょう。是非ともお近くの方には紹介したいところですが、残念ながら順番待ちが生じているようで、着工はかなり先になりそうです。K社の弱点もご理解頂いた上で、それでもという方はメッセージいただければ喜んで紹介しますニコニコニコニコ

 少し困るのは家を建てる(建てている)と言うと、どこで建てたかと聞かれることです。何しろ「謎の建築屋」ですから、屋号を言ってもまずわかりませんからね。でも、最近は少しかなり格好つけてこう答えます。

「建築家にオーダーしたんですよ。ニヤリ