K社とM社の一騎打ち、ここは時系列に従って書きますのでM社の話になります。

 

 前回で間取りがほぼ決まり、いよいよ見積もりの提示です。予算については話の流れでぼんやりと伝えたような気がします(記憶が薄れています)が、細かい仕様はとりあえずM社にお任せしたので、いくらの提示があるかドキドキドキドキドキドキしながら、商談場所へ行きました。

 

 細かい設備や仕様の説明があった後、金額の提示がありました。M社は群馬県内では高級住宅を建てる会社として名が通っているし、無理じゃないか?と思っていました。しかし、見積書に書かれた金額は、上限に限りなく近いものの支払い可能な金額でした。「やっぱり高いな」ショックと「お、いけるか!」キラキラという気持ちが混ざって複雑でした。

 

 

 高いと言われているM社ですが、大手HMより安かったです。金額の提示を受ける私たちもドキドキですが、おそらく提示をする方のビルダーの方が緊張するでしょうね。一言「無理です真顔と言われたらそこで終わりですから。私たちの反応を見て、Y社長ロップイヤーもI部長ネザーランド・ドワーフも安堵の表情を浮かべていました。

 

 一騎打ちになっているM社とK社、どちらかの見積額に支払い能力が追いつかなければ、今回の新築計画は一旦(下手すると永遠に)白紙に戻ってしまいます。しかし、これで少なくともM社で何とかなる目処が立ちましたので、新築できることはほぼ決定しました。

 

 家に帰って、いただいた資料をじっくりと見ました。間取りはもちろん文句ありませんでしたが、いくつか修正したい点もありました。

 

 まず、片流れ屋根の外観は好みではありませんし、これは私が思っていたM社のデザインの流れとはちょっと違います。また、窓のグレードが低いのも気になりました。これは予算との兼ね合いもあるでしょうけど、屋根のデザインを含めて太陽光発電を搭載した都合だろうと思います。窓についてはそのうち別に記事を書こうと思いますが、窓には妥協したくないのです。そして、よくよく見ると外構費が計上されていませんでした。M社は全部込みと説明していた気がしますが、ここは要確認です。

 

 また、消費税(住宅だとかなりの金額になりませんよね)を半額持つとロップイヤーが言ってくれました。それは困ると一度はお断りしたのですが、いや気持ちだからと譲りませんので、ありがたく受けることにしました。

 

 いくつか修正の必要がありますが、この時点ではM社には修正希望や再確認点を伝えず(修正後に金額が大幅に上がると厳しいです)、K社の見積もりが出るまで待ってくれるようお願いしました。

 

 これが、4月中旬の話です。