宝塚宙組初観劇で感じたこと | 櫻蝶のブログ。~空に向け続く航海*嵐*櫻井翔さんについて行く~

櫻蝶のブログ。~空に向け続く航海*嵐*櫻井翔さんについて行く~

嵐さん、翔さんが大好きです。日々の想いを綴ります。

翔さん・嵐さんだけじゃなく、こちらも再開しました。宝塚。

花組、星組、雪組に続いて本日、宙組の宝塚大劇場公演を観てきました〜ニコニコ
星組と雪組は映画館で観たので、生で観るのは花組以来2回目ですね。

生でも映画館でも毎回思うのが
トップスターの登場シーンは、なんで泣きたくなるんでしょう???
私なんかはまだまだ宝塚のこと知らない人間で、そのトップスターがどんな人なのか理解しないままに、なんなら本当に初めましての状態で臨んでるわけですが
なぜか、バン!って姿が現れた瞬間、泣きそうになる。感動で。
ここまで4つの組を観てきて、流石トップスターになる人達は共通して「存在感で魅せる」ことができる人達なんだなあと思う次第です。

ちなみに最後の大階段を降りてくるシーン、堂々とした歌、大きな羽をつけて深々と頭を下げる姿、あれも涙がぶわあああって出そうになります。その時には最初にはまだ芽生えてなかった、実際に観劇し終わったからこその……なんて言うんでしょう?親近感…とは、ちょっと違うんだけど
愛情?愛着?に、尊敬も混じる感じ。それも加わるからもう感情がコントロールできないですね(笑)

で、宙組ですよ。花組は美しい、星組は熱い、雪組は高い。そんな感想を私は今まで観劇後に抱いてきたわけですが
今回の宙組は……とてもありきたりな感想ですが、かっこいい。今回に限ってはこれに尽きる気がします。※記事を書いてるうちに別の感想が浮かびました。後記します。
というのも宙組という組の印象を、掴み切れなかった感が強いのです。

天は赤い河のほとり。原作はとても長いお話とのことで、それをぎゅっと95分に詰めるわけですから、割とストーリーとしてはサラッとしてたなというのが正直なところ。深堀せずにサクサク進んじゃったな、もうちょっと丁寧に見てみたいなって、ワガママかもしれませんが。
でもビジュアルは皆さん文句無しで、非常に眼福な時間を楽しませて頂きました。

特にラムセスがかっこよかったな〜キラキラ
芹香斗亜さん。以前は花組にいらしたので、本日の公演で私が事前に知ってた唯一のお方でした。前に花組の公演を宝塚大劇場で観た時にも出てらしたから、実は私が宝塚の中で最も生で観たことのあるお方ってことになりますね。
家に持ってるDVDも圧倒的に花組が多いので、それ込みでも芹香斗亜さんが1番多い。
宙組でもお元気そうで良かったです(誰目線)。
知ってる人がいてホッとした感覚も多分影響して、芹香斗亜さん演じるラムセスがすごく心強く思えちゃったんですよね。
シトラスの風でも、芹香斗亜さんが歌ってる時に「慣れ親しんだ声だ〜えーん」って安心感がすごくて。

全体的に掴み切れなかった、追いかけ切れなかった感が今回はどうしても拭えなかった分、余計にそう思ったのかも。

怖い。そうだ、そんな感覚だ。
宙組は怖い。書いてるうちに段々気持ちが落ち着いてきて、思考が整理されてきました。
怖いって言うとマイナスな印象に聞こえそうですが、違くて。

掴めなかったのは展開の早さについて行けなかったから、というのもあるかもしれないんですが
宙組の皆さんの凄さを理解するためには、私の容量が足りなくて、要するにキャパオーバーしたんじゃないかなって。

たとえば真風涼帆さんと星風まどかさんが2人で歌う場面。ビブラートの掛け方がピッタリ重なる感じとか、声量のバランスの絶妙な感じとか、ゾッとした。
トップコンビだけじゃない。宙組全体でみたときの声域の幅広さには度肝を抜かれたし
随所に、宙組が秘めてる深層の部分、その片鱗を垣間見た気がして。
能ある鷹は爪を隠すって言葉がふと、浮かびました。

今日私が観劇した「天は赤い河のほとり」と「シトラスの風」。この2つだけじゃ、私は宙組の魅力を見出し切れなかったんだろうなって。
それなのに惹かれてる心があるから、だから怖い。
宙組の良さを、本当の魅力を知ってしまった時に
果たしてどうなってしまうんだろうって恐怖。
怖いけど知りたい。もっと、もっと。

はー……宝塚やっぱり凄い。
残すところ、月組ですね。
その前に星組を生で観劇できそうなんですけどね。幸せ者だ〜私。

何はともあれ、宙組。
次はどんな魅力を見つけられるかなとワクワクしてます。
観に行けてよかったです!

{B81C2EBB-B96B-46CF-A20E-2CBDEA5DF811}