クリスマスに妄想したいあなたへ
うちのクリニックのUSENのBGMはこの時期には毎年クリスマスソングのオルゴールになります。
僕はクリスマスじゃない時期にも疲れたときにはクリスマスソングのオルゴール曲↓聞いてますので、この時期のクリニックの雰囲気は好きです。
そのUSENのクリスマスソングオルゴールで気になることがひとつありまして…。
↓この曲のオルゴール曲BGMがクリスマス時期に毎年流れるのです。
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画面の前のあなたは↑この曲がクリスマスソングだという認識ありますか?
クリニックの事務員さんとかリハビリスタッフとか看護師さんたちに尋ねてみても、「↑この曲はクリスマスソングやないわ。」とのことでした。
まあ確かに↑この曲はなんとなく「寒空の下の貧相な部屋であまり裕福ではない男女二人が寄り添う」というイメージなので、クリスマスの出来事っぽくもないことはないですが。
↑これはアラフィフの僕らの世代の曲です。
それと似たイメージの若い人向けの曲はこれ↓ですが、↓これはクリスマス時期にオルゴール曲でBGMでは流れてません。
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新海誠の『君の名は。』の前作というか前世作の『秒速5センチメートル』の主題歌です。このアニメ映画の中では冬の寒い日に電車に乗って男子中学生が元同級生の女子中学生に会いに行き、雪で電車がひどく遅延しても終電まで駅でずっと女子中学生が手作りの弁当を持って待っててくれる場面があります。そして二人は雪の降る寒空の下で無人の小屋に入って毛布にくるまって寒さをしのいで一晩過ごします。
↑この『秒速5センチメートル』は大ヒットした『君の名は。』と違って絶賛する人と気持ち悪いと言う人とに真っ二つに分かれますが、個人的には名作だと思いますので、あなたも見てみてね。
今回の質問をしたクリニックの事務員さんの中に60代の人がいたので、「じゃあ、↓この曲も尾崎豊の曲の雰囲気に似てますので、クリスマスソングという認識ですか?」と尋ねましたが、「いや、それは違うわ。」と一蹴されました。
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この曲もクリスマス時期にオルゴール曲BGMとしては流れてきません。
…とここまで書いてきて、「ああ、USENの選曲パターンは紅白歌合戦と同じだ。」と思いました。アラフォーからアラカンくらいの僕らの世代が聞いて心地よい選曲パターンだと。
なので、尾崎豊は入選して秒速5センチメートルと神田川が落選なのです。
その事務員さんに「E.coli先生は↑これらの曲みたいにロマンチックなクリスマスを過ごしたんですか?」と聞かれましたが、みなさんご存知の通り、僕は22歳で大学卒業するまで義理チョコのチロルチョコひとつもらったことない超絶非モテでしたので、若い頃にロマンチックなクリスマスなんか過ごしたことないです。
あるのは↑これらの曲みたいなロマンチックなクリスマスへの妄想だけです。毎日診察室でクリスマス曲のオルゴール曲聞いて仕事して貧乏人のくせにロマンチックな気分の妄想に浸り、汚い部屋に帰ってポツネンと現実に引き戻されるという「無限マッチ売りの少女」やってます。
しかし、クリスマスの妄想も悪いことばかりではありません。
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高い生産性はしばしば妄想的なひらめきから生じます。
では、今日の退屈なブログ記事をここまで耐え忍んで読んでくれたあなたに、高い生産性を生む妄想的ひらめきをクリスマスプレゼントしましょう。
これ↓です。
↑S&P投資信託の基準価格のチャート。
今が今年最後の買い時です。年末まで2−3%伸びますし、来年はさらに10%以上伸びますよ。
株価は、ちょっと暗い雰囲気と期待感的妄想が合わさったときに一番伸びます。
なので尾崎豊の曲を聞いてクリスマスに妄想するのも悪いことではありませんね。