新型コロナ感染が脳細胞減らしまくるという論文出てるけど、対策あるよ。 | 研修医ノート

新型コロナ感染が脳細胞減らしまくるという論文出てるけど、対策あるよ。

つい先日出た「オミクロン株のコロナに感染すると脳細胞(灰白質)減りまくる」という論文↓。

JAMA network open. 2023 Nov 01;6(11);e2345626

この論文のミソとなる図がこちら↓。

確かに脳のどの部位を見ても、オミクロン株感染後に灰白質が減ってる。灰白質は脳細胞の本体があるところなので、灰白質の現状は脳細胞そのものの減少を示唆します。

 

そして↑この論文は「海馬(記憶力を司る部分)の灰白質体積が少ないほど言語に関する認知機能低下した」とあります。

 

↑この論文で他に指摘されてる灰白質減少部位は、左楔前部および右後頭外側部の灰白質です。これらはそれぞれ、感覚的な体全体の体性感覚と、物がまともに見える機能を司ります。

 

オミクロン株が流行った当初はめまい症状が出る感染者多かったので、これらの脳機能障害があったのかもしれません。

 

しかし、コロナの症状としてのめまいは、メリスロンなどのめまい薬を1,2ヶ月飲んだら自然に回復することがほとんどです。つまり、可逆的変化っぽい。

 

また、もし新型コロナに感染すると海馬の脳細胞が減るのであれば、世界人口のIQ増加傾向(IQの平均点は時代が下るほど高くなる傾向があります)に変調あるはずですが、↓この通り、2019年から2022年にかけてやはり世界人口のIQ平均点は増加傾向続いてます。

IQは認知機能落ちると下がりますので、冒頭の論文で示唆されたコロナ感染による海馬灰白質減少が認知機能低下させるというのも可逆的変化っぽい。

 

実は冒頭の論文の前にもイギリスの大学からオミクロン株登場前のコロナ感染で脳細胞減るという論文↓出てます。

Nature. 2022 Apr;604(7907):697-707.

この論文によると、コロナ感染により、嗅覚や記憶力を司る脳細胞が減り、嗅覚味覚や認知機能の低下(ブレインフォグ)が起こるが、味覚嗅覚は回復可能であった。つまりこれも可逆的変化っぽい。

 

ブレインフォグなどのコロナ後遺症に関しては超絶有効な解決法があって、すでに過去ブログ↓に書いてますのでご参照ください。

 

っつーことで、どうやらコロナ感染で確かに脳細胞減るが、それはひょっとしたら可逆的変化に過ぎないかもしれないというのが、ワタクシE.coliの見解です。

 

だったら、コロナ感染による脳細胞減少の対策はコロナに限らない脳細胞減少対策と同じってことになります。

 

その一般的な脳細胞減少対策は、すでにこの過去ブログ記事↓に書いてますのでご参照ください。

特に、現在の医学では「一旦減った脳細胞は二度と増えない」というのが常識になってますが、実は↑この過去ブログ記事に書いた通り、ある方法やると脳細胞増えるエビデンスあるのであるよ。

 

ぐふふー。それでは心して↑これらの過去ブログ記事をお楽しみあそばせ。

 

(20231209追記:リンク先載せました。最後のリンク先のが脳細胞を増やすの大事なミソですよ。)