よく考えるとハッとしてキャーな話。 | 研修医ノート

よく考えるとハッとしてキャーな話。

よく考えるとハッとしてキャーな話。

 

↓アドラー心理学曰く、「人から嫌われる勇気を持て」と。

 

ワタクシE.coliはこたえて曰く、「他人との良好な人間関係が人生成功、運気を上げる、幸福度を上げるという調査結果↓ある」と。

 
そして、川島和正の11月6日のメルマガ曰く、
「10受け取ったら20返そうとする人が
一番のお金持ちになれますので
あなたも、みんなから
「あいつに関わると得だ」と
思われる存在になることを
目指すことをお勧めします。
直接のお金だけでなく、楽しさや優しさなど
人の気持ちを動かす全てのことに
あてはまりますので
何かにつけ、いただいた以上に
お返しするよう意識するといいですね。
この原理原則さえ忘れなければ
みんなが応援してくれますので
人生でお金や人間関係に困ることは
ほとんど無くなると思います。」と。

 

アドラーは「人から嫌われてでも好き勝手にやれ」といい、ワタクシ E.coliと川島和正は「人から好かれるように行動するのがお得」と言ってます。

 

あなたはどちらが正しいと思いますか?

 

答えは「どちらも正しい」です。

 

その理由はこちらの過去ブログ記事↓。

↑「利他を追求しすぎがちな非サイコパスはサイコパスのような利己的な生き方を人生に混ぜないと破滅するし、利己を追求しすぎがちなサイコパスは非サイコパスのような利他的な生き方を人生に混ぜないと破滅します。」
 
あるいはもうひとつの理由がこちらの過去ブログ記事↓。

↑「結論を言うと、上記の数理の話から分かることは、ビジネスの常識ではしばしば頑張りすぎる方が正しいという常識が跋扈してその科学的根拠もあるように見せかけられていますが、それはあなたがまだ対して頑張ってない人であれば、まあ正しいですが、あなたがすでに頑張りすぎている人であれば、大間違いの悪魔の経典になります。」

 

あるいはさらにもうひとつの理由がこちらの過去ブログ記事↓。

↑「要は、「成功したいならリスク取れよ」とか逆に「勝てる戦いだけやれ」とかいうのは、どちらも間違いです。以上まとめると、「あなたが頑張るべきか、利他的になるべきか、安全志向になるべきか、長所短所のどちらに対処するべきか」については、「それらの事案については、やりすぎも良くないし、やらなさすぎも良くなくて、ほどほどが良い」ということになります。」

 

ということで、アドラーの「嫌われる勇気」とE.coli・川島和正の「人から好かれる努力」のどちらが正しいかについては、あなたの生まれつきの人格が人からどう思われても自分勝手な生き方して平気な人格なら「人から好かれる努力した方がお得」であり、あなたの生まれつきの人格が人からどう思われるかを気にしすぎる人格なら「人から嫌われてでも自分を押し出す勇気を持った方がお得」という至極当たり前の結論になります。

 

人からどう思われてもいい人格をサイコパスと呼びます。あなたがサイコパスである確率は50%です。

 

人は全員、自分の大小の欲望を叶えながら人生を進めて行きますが、サイコパスは自分の欲望を叶えていく過程でどれだけ人を傷つけてもあるいは殺してもレイプしても平気です。そういう人は死ぬときに「オレの人生はカネ・女・力は手に入ったが、一体なんの意味があったんだろう?」と後悔したくなければ、「人から好かれる努力」をしていないと、それを何も心がけてないとサイコパスはただ存在するだけでどんどん周囲の人にとって害悪となります。

 

人からどう思われるかを気にしすぎる人格を非サイコパスと呼びます。あなたが非サイコパスである確率は50%です。

 

サイコパスは自分の獲物となる人間を見抜くのが得意です。なので、非サイコパスはしばしばサイコパスの餌食となります。サイコパスは他の人を利用して傷つけて騙して殺してレイプしても平気であるばかりか「被害者の方が悪い」と考える人たちです。そして、サイコパスは社長・法曹・政治家・官僚・警察官などの「他人を支配できる職業」につきがちです。そして非サイコパスを見つけては餌食にして「こいつは何やっても抵抗しないからいじめやすい」くらいにしか考えてません。なので、あなたが非サイコパスである場合には「人から好かれる努力」ばかりしてないで、人から嫌われる勇気を持って自分の希望を前面に押し出した方がお得です。さもないと、社長・法曹・政治家・官僚・警察官のサイコパスたちにケツの毛までむしられるだけですので。

 

おっと、ちょっと脱線しすぎました。

 

今日のお題は「よく考えるとハッとしてキャーな話。」です。

 

まず、以下のワタクシごとの最近のエピソードをお読みください。

 

僕は今週体調不良であり、8−9月が絶不調だったこともあり、今後は意識的に仕事量をセーブすることにしました。

 

今年の5月から院長がかなり仕事をサボり出して、その分の仕事が全部僕に来て過労でやられてた部分が大きいですので、意識的に仕事量セーブしてます。

 

すると事務員さんや看護師さんが「今までは横からどんどん仕事振ってもすぐやってくれてたのに、最近意地悪になった」と言うのです。

 

でも、僕がうつ病悪化して働けなくなっても誰もお金くれないし病気の世話もしてくれないので自分で自分の身を守るしかないので、仕事量は限界まで行かないところで前もってセーブします。

 

今、画面の前のあなたは↑このエピソード読んで「その通りだ」と思うかもしれません。

 

多分、ほとんどの人が「↑このようにしたらいい」と思うでしょう。

 

でも実は↑このエピソードはすごく変です。

 

↑これ、よく考えてみてください。ハッとして、キャーになりますよ。

 

なぜなら、↑これは「僕が限界超えてうつ病悪化したエピソードがあって初めて『最近意地悪になった』という抗議に対して申し開きができる構図」だからです。

 

これ、もし僕がうつ病悪化したエピソードなくて仕事量減らしたら他の人は「あいつは仕事減らしてサボってる」と思われることがほとんどでしょう。

 

でも、↑この考え方はすごく変です。

 

僕はたまたまうつ病が悪化しても対処法知ってますが、うまく対処できない人もたくさんいてその場合は人生大きく阻害されますし、もしまだうつ病発症してない人が限界超えてうつ病発症するまで仕事セーブすることをみんなから認めてもらえないなら、それは非常におかしなことです。

 

うつ病を発症するかしないかで人生は天と地ほど違ってしまいますので。

 

なので、↑このエピソードから得られる教訓はうつ病ハイリスク群であるサイコパス度低い人は、ものすごく精力的に仕事セーブしてサボる方向に努力しないと周囲から悪意なく無意識的に人生ダメにさせられるリスク高いし、それを「サボりはアカン」と言って周りから責められてもうつ病発症してその人たちがお金くれたり病気の世話してくれるわけではないのでそんな責めは完全無視しないといけないということです。

 

というわけで、画面の前の読者のオッサンとお嬢様方は、自分がサイコパスであるならば人に好かれる努力をした方がお得ですが、自分が非サイコパスであるならば人に嫌われる勇気をどんどん出していった方がお得です。

 

世の中には↑こんなおかしな常識が跋扈してますので、非サイコパスのみなさんは↑こんなのに踊らされずに自分の身を自分で守るためにサボる方向に努力してね。