【新ここヘン3】名古屋市立大学の子宮頸がんワクチン副作用否定論文はインチキである・その2 | 研修医ノート

【新ここヘン3】名古屋市立大学の子宮頸がんワクチン副作用否定論文はインチキである・その2

ついに!

 

匿名医師PuuWiiDikiFaatのブログ(https://ameblo.jp/puuwii/)と連携して、今年6月施行のクソキチガイ法律・改正医療法(https://ameblo.jp/masmoso/entry-12363920519.html)を遵守しつつ、ここがヘンだよ、医学の常識シリーズの新章を始動します!

 

新・ここがヘンだよ、医学の常識・第3章!

「現在の医学では、エビデンスに基づいた医療を絶対的な正義と考えるのが常識なんだけどさ、エビデンスなんてそもそも何ら正しさの保証のないまま作られるものだってこと、ちゃんと知っておこうぜ?」

 

新・ここがヘンだよ、医学の常識シリーズのバックナンバーは、以下のリンク先をご覧ください。

https://ameblo.jp/puuwii/entry-12405299869.html(【新ここヘン2】神経症なんか、この世にほとんど存在しない)

https://ameblo.jp/puuwii/entry-12394836001.html(【新ここヘン1】関節痛に関しては、ほとんどの医者はヤブ医者である)

 

からの〜、疫学・統計学はインチキ学問であるシリーズ・その3!

 

疫学・統計学はインチキ学問であるシリーズのバックナンバーはこちら↓

その2『名古屋大学の子宮頸がんワクチン副作用否定論文はインチキ論文である』https://ameblo.jp/puuwii/entry-12395845841.html

その1『統計学は最強の学問なんかではない』https://ameblo.jp/puuwii/entry-12393919219.html?frm=theme

 

下記リストの、旧・ここがヘンだよ、医学の常識シリーズは、全て、匿名医師PuuWiiDikiFaatのブログ(https://ameblo.jp/puuwii/)の最初の方に転載されているようなので、そちらをご参照ください。

その17『医学的エビデンスを見たら大ウソと思え』

その16『高コレステロール血症治療の極意・その3』

その15『深部静脈血栓症の治療と味噌』

その14『骨粗鬆症患者の顎骨壊死の予防と治療』

その13『高コレステロール血症治療の極意・その2』

その12『ウン、つまり、便秘の話。』

その11『高コレステロール血症治療の極意』

その10『「動物咬傷は縫合するな」は間違いだと思う』

その9『カッコいいお医者さんは好きですか?』

その8『老人の皮膚剥離を防ぐ薬、あります』

その7『統計学は最強の学問なんかではない』

その6『「傷を消毒してはいけない」は間違いだと思う』

その5『ジェネリックの薬は有害無益である』

その4『骨粗鬆症には大豆とMBPが薬よりも効きます』

その3『抗菌薬の使い方についての医学常識はヘンだと思う』

その2『飛蚊症が自然に治った!』

その1『警告・フェブリクによる間質性腎炎』

その0?『科学のカルト性』

そのマイナス1?『乾癬には大豆レシチンが効きます』

そのマイナス2?『NHK「子宮頸がんワクチンと少女たち」』

そのマイナス2’?『子宮頸癌ワクチンの重大副作用多発問題は存在すると思う・その2』

そのマイナス3?『透析患者のエリスロポエチン不応性の貧血』

 

さて、閑話休題して。。。

 

『コウノドリ』の主人公のモデルになった産婦人科医が、ちょっと気になる記事↓を書いてました。

 

奇跡の傍らで:まず「権威」も疑おう 情報の医学的正確さ=荻田和秀・りんくう総合医療センター産科医

https://mainichi.jp/articles/20180923/ddm/016/070/013000c

 

↑この記事は今は有料記事になってしまっているので、少し引用すると、次のようなことが書いてありました:

「我々プロがこの医学情報は信ずるに足る、と判断するには、できるだけたくさんの事例を統計学的に正確に解析しているか、それがきちんと専門家の評価(査読)を受けているのかを見極めます。いわゆるエビデンス(証拠)のレベルが重要です。

 たとえ医師が書いたものでも、それが思いつきや感想であれば、個人ブログと変わりません。何人もの同業者の批判に堪えうる証拠があるかどうかが信頼度の基準になります。」と。

 

このコウノドリ先生の言う通り、「査読を受けていればその論文の正しさはある程度保証され、エビデンスレベルの高いエビデンスであればある程度の信頼性がある」と考えている医師は多いでしょう。

 

当然ですね。それが今の医学常識ですので。

 

でも、この記事について、医師専用掲示板に、ある先生が興味深いコメントが投稿されていました:

「先生の良心は疑いませんが、統計を根幹に持ってきている時点でダメです。 

手品師は、100回やれば100回とも卵に帽子をかぶせてヒヨコにしますが、ほとんどの人はそれがインチキだと分かっていても見抜けませんし、それを統計的に処理したところで意味をなしません。 

統計は所詮、仮説の確からしさを確認するためのもの。 

仮説から意図や悪意をとり除くための手段を持たねばなりません。現在、EBMを説く方の根本的な弱点ですね。

それを100回やって統計を取れば、人間の体は上半身と下半身を別々に活動させることができるとの主張が成り立つでしょうか? 

インチキだとわかっているから常識的に成り立ちませんね。 

では、明らかなインチキだとわかっていない仮説であれば? 

統計重視は大きな陥穽を抱えています。しかも、それが正しく見える。」と。

 

長い引用文を読むのが面倒な人のためにこの先生のコメントを解説すると、要するに、「統計というものは、そもそも事実の正しさを全く保証するものではない。だから、統計に依存した医学的エビデンスの知的体系は、全く信用ならない。」ということを言っているのです。

 

今年のノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶佑・京大名誉教授も、エビデンスは全く信用できない旨の発言↓をしています。

 

「ネイチャー誌、サイエンス誌の9割は嘘」 ノーベル賞の本庶佑氏は説く、常識を疑う大切さを。

https://www.buzzfeed.com/jp/keiyoshikawa/honjo-kyoto

 

素人だけでなく、医師の皆様も含めて、ほとんどの人が正しいと考え、科学的に正しさが保証されていると考えられている医学的エビデンス。

 

なぜ、そのほとんどが、実は、ウソであるのか。

 

それはね、基礎研究にしろ、疫学研究にしろ、自分で論文書いてみるとわかりますよ。

 

科学研究の論文というものは、そもそも、研究者や研究資金提供者の利益を満たすために、「いくらでも捏造データを入れ放題」なのです。(あ、もちろん、僕がこれまで発表した研究や論文には、捏造やウソは一切含まれません)

 

ふむ。確かに、科学論文のほとんどは、「査読」というピアレビューによるチェックの仕組みをくぐり抜けたものばかりです。

 

でも、査読を突破した論文だから正しい、と考えるのは、早計です。

 

実際に査読論文書いてみると分かりますが、査読では、データ処理方法や研究デザインについてはかなり厳しく突っ込まれますが、実際のデータやデータ処理そのものはあくまで本物である前提で話が進みます。

 

つまり、そもそも査読は、データや実際のデータ処理に不正がないことの保証には、全くなっていないのです。

 

科学論文のデータやデータ処理が不正であっても、査読では見抜けっこないのです。

 

このことは、ドアホ医者の僕だけが主張しているだけの与太話ではなく、上記のように本庶佑・京大名誉教授も同じことを言っているし、海外の研究者も同様の意見の人もいる↓のです。

 

科学論文にご用心、大半は誤り 専門家が警鐘

http://www.afpbb.com/articles/-/3182351

 

あるエビデンスが本当に正しいものであるかどうかは、再現性があるかどうか、時間のふるいにより証明するしかないのです。

 

実際には不正のある研究でも、再現性の検討のための人的・金銭的・時間的資源は限られているので、不正の有無をチェックされないまま、正しい論文として通用してしまっているものも山ほどあるでしょう。

 

今の医学常識では、疫学・統計学に則った批判的吟味をしながらエビデンス論文を読むのが洗練された方法と考えられがちですが、この批判的吟味が上記の査読にまつわる欠点を克服できているようには思えず、むしろ逆にインチキ論文にお墨付きを与えるだけの無意味な作業のようにしか見えません。

 

結局、結構な割合がウソであるエビデンス論文の群れに接するときには、この態度↓が大事だと、個人的には思います。

つまり、今の医学常識では「ダメな統計学」と考えられている、各医師の直感に基づいた、医学論文の恣意的な取捨選択が、むしろ「良質な統計学」であるように思います。

 

批判的吟味というお上品な方法が役に立たず、下品な直感で差別的に接することでしか、悪意のある論文から身を守れないのは、発達障害者やLGBTを差別しなければならない(https://ameblo.jp/masmoso/entry-12397402021.html)のと同じ原理です。

 

さて、今回のお題の「名古屋市立大学の子宮頸がんワクチン副作用多発否定論文はインチキである」ということですが。。。

 

線維筋痛症の専門家医師である戸田克弘先生は、直感的に、この名古屋市立大学の論文は正しくデータ処理されていない「不公平な研究である」とはっきり言っています↓。

https://fibro.exblog.jp/26531527/

 

もちろん、これは戸田克弘先生の直感なので、実際に名古屋市立大学公衆衛生学教室がデータ処理で不正をやっているかどうかは証明されたわけではないのですが、僕の直感でも戸田克弘先生の指摘はとてもまともであるように思います。

 

この研究不正疑惑を払拭するために、名古屋市立大学公衆衛生学教室は、すでに公開しているこの研究の「生データ」ではなく、回収したアンケート用紙の全てのスキャン画像を、公開すべきとまでは言いませんが、せめて他の研究者に開示すべきでしょう。

 

不正が強く疑われるこの研究では、そこまでやらないとダメだと思います。

 

ノーベル医学賞受賞者の本庶佑・京大名誉教授が、医学論文の9割は嘘つきだと言っているのです。

 

名古屋市立大学公衆衛生学教室の論文が、1割の正直者か9割の嘘つきかのどちらに属するかは、まあ皆さん、各自でよく考えてみてください。