膵臓癌と診断されるまで | 膵臓癌ステージIVでも希望をもって

膵臓癌ステージIVでも希望をもって

2021年2月に大学病院で膵臓癌ステージIV 遠隔肝転移で手術不可と告知されました。
現在は一般病院で手術に向け抗がん剤治療をしています。

昨年の12月頃からみぞおちの辺りに軽い痛みを感じるようになり、様子を見ても治らないため1月中旬に近くのクリニックに受診した。

胃カメラ、CTも異常がなく薬を処方してもらい2週間服用した。
通常なら、その薬で治るものが痛みは続いたままで、先生も原因がわからないようで、違う胃薬に変更し様子を見ることになった。

それでも症状は緩和されず、それよりも徐々に痛みが増していった。

その度に違う胃薬が処方される。
でも治らない。
更に痛みが強くなる。
2月に入り我慢も限界に達し、その時私はもしか膵臓ではないか?と思った。

まだ処方された薬は残っていたけど、痛みに耐えられなくなりクリニックへ受診した。

先生は何でやろね?みたいな感じで、では大腸カメラする?と言われたので、心の中でそれは違うやろうと思い断った。
ならエコーしましょうか?と先生。
私は心の中でそう、それそれと思いながらハイっと答えた。

超音波エコーの結果を説明しながら先生は焦った様子で、ここでは何も出来ないので大学病院に紹介状を書くので即受診してくださいとのことだった。

エコーの説明では癌とは言われていないが膵管が拡張してると説明を受けた。

何となく嫌な病名がよぎったけど、直接癌とは言われてないので、そうでないこと祈った。

後日大学病院へ受診。
そのまま検査入院となった。

辛くて苦しい検査の連続。
その後担当医から膵臓癌ステージIVと診断を受けた。

私の横で説明を聞いていた旦那さんの顔は青ざめていた。
私は、変に落ち着いていた。