集中豪雨の様な日々でした・・・。
年明けから、もう6年間も頑張ってきた上級者が挫け出し。
「もう辛くて出来ない」と、他の二人が退会。
退会は慣れています、極真空手だもん、極真の世界で生き続けられる人は【奇跡】。
それでも退会と言う別れでも、いつも辛い。
その他もアレコレとあって、
運気が激減に下がっているのが分かっていたので、大前神社の神職の方に相談したりしていた。
そんな中、同居していた義母が亡くなった。
連絡が入ったのは稽古中の事だった。
それから二週間、俺は道場に行くことは出来なかった。
別に稽古生には突然の不幸の事も、告別式の事も伝えなかった。
しかし、このエネルギーの使いようは経験者にしか分かるまい。
告別式の後、
親戚の多くが言っていた。
「空手の生花すごかったよね」
「空手のお花、何であんなに有ったの?」
俺は特に何も言わなかった。
告別式から一日おいて、審査会が開かれた。
審査会には参加したが、道着は着ないようにした。
挫けていた上級者が来るのを待っていた…、同居していた義母が他界している深い悲しみの中だった。
益子道場生は凛として審査会に挑み。
それこそ組手審査では、圧倒的な強さで審査会を終えてくれた。
審査会が終わった。
次は型の地元大会と、神社のバイクイベント。
喪中になったから鳥居がくぐれないので、『ジョフク』と言う神事をしてもらった。
これで普通に神社を行き来できるのだ。
神社に行けなかったので、第12回空ちゃん参集に不安が出ていたが、信頼できる仲間たちが俺にはいた。
審査後に中学時代の恩師で今もお世話になっている先生に、長いメールで思いの丈を送信した。
俺に『極真空手』の存在を教えてくれた人。
先生からの返事は
『道を極めろ』
だった。
3月の第3週に小学校の卒業式。
俺の教え子の小学生は4人卒業し、その4人各々に卒業祝いの歌をプレゼントした。
そのうちの一人に送った歌は、俺が小学6年生の時に大好きだった歌で、やっぱり聞いたら熱い思いがこみ上げて来た。
舞よ、こんな青春をおくってほしい・・・。
照る日もあれば
曇る日もある!
そう、小学生の頃からずっと口ずさんで来たじゃないか‼
ほら、
軽やかな足音が
もうすぐそこまで・・・。
先生、自分の道を歩きます!
押忍。
また、次回です。