日本童謡協会主催の童謡祭が、
今年も9/15に板橋区立文化会館大ホールにて
開催されました。
今年で41回目を迎えます。
この童謡祭は、童謡協会会員の詩人、作曲家が新しい童謡を作り発表するというもの。
時間は2分以内という規定があります。
今年は新作50曲が発表されました。
いわゆる一般的なイメージの童謡から、タンゴ、ジャズっぽいもの、日本的なもの、スタイルは様々です。
一人のピアニスト、歌手が担当する曲数はそんなに多くはないのですが、毎回緊張を強いられます。
演奏家は、作詞・作曲家の方のイメージを膨らませて本番に臨む訳ですが、それを録音してCDになるので、舞台袖では本番中ずっと作曲家先生二人が間違いが無いかチェックしています。
間違いがあると、演奏が終わって舞台袖に引っ込むと手招きされて、違っていた所を指摘され、コンサートが終わってお客様が居なくなった後に取り直しとなるのです。
そんな中で演奏する訳ですが、
一つ一つの曲に込められた想いを伝えるのが演奏家の仕事なので、緊張して表現できなくなるのは作家の方々に失礼になると思い、最大限の努力をしているのです。
今年もバラエティーに富んだ曲が集まりました。
新しい童謡50曲を一度に聴くお客様も大変だと思うのですが、
色々ユニークな曲があって、面白かったです。
今年のアトラクションは、これまでの童謡祭で誕生した名曲の一部をご披露しました。
この楽しいコンサートに関われて、幸せでした。
コンサートの次の日は、へとへとで使い物にならない自分でした😅