浅草オペラ その2

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私も浅草オペラについて、浅草で流行った時代があったくらいの知識しか無かったのですが、今回やるに当たり色々資料を見たり聴いたりしました。

浅草という言葉のイメージで芸能に近いものを想像していたのですが、衣裳も舞台装置も音楽も編曲も本格的なものでした。クラシックでした。

100年前に毎日オペラを公演していて、それを大衆が楽しんでいたなんて、信じられないです。

料金も安かったこともあるでしょうし、東京という場所柄人も多く、また江戸の粋な文化とも相まって、流行ったのかなあと想像を巡らしています。

関東大震災を境にあっという間に衰退するところも、江戸っ子のすぐ飛び付いては飽きてしまう気質が影響しているのかななんてことも考えます。

先日みんなでリハーサルをしました。

川口さんは普段は日本の歌を歌っていてお客様は彼女がオペラを歌うっていうのがなかなか想像できないのかもしれませんが、オペラの情景が浮かぶ表現に脱帽です。そういうオペラだっのか!なるほど!と。男の歌も女の歌も一人で歌えるのは彼女しかいない!今回はその他に、エノケンや二村定一の歌も歌います。

そして楽隊の皆さま、私が思った以上に音楽を掴んでくださって、フルオケのようです。

ヴァイオリンの申さん、美人で音もキレイなのに、東京節では下手そうに弾いてくださる!さすが。

私のとても信頼しているチェロの松本ゆり子さん。ソリストとしてもご活躍で申し訳ないくらいですが、ジャンル毎の音楽表現が良くて、失礼ながらジャズっぽいものもこんなに弾けるとは思っていなかったです。

クラリネットの瀧田奈々子さん。このコンサートには欠かせない存在で、彼女の音が出てくると、時代にふっとワープできるようです。

私の拙い編曲なのに、それを何倍もよくしてくださって、感謝です。

コンサートというのは舞台で演奏して完結するもの。
それは舞台に立つ者でないと分からないものですが、舞台・会場の響き、音響、照明、お客様の反応、それら全てを感じながら演奏します。
自分の部屋で練習しているのとは全く違うもの。
それが今からとても楽しみです。

そして、、、
小針さんも含めてこのメンバーの公演があと少しで終わると思うと、今から淋しい私なのでした。

きっといい公演になると思います。

第18回歌い継ごう日本の歌
浅草オペラ100年
日時:10月18日(水)
   昼の部14:30夜の部18:30開演
場所:日本橋公会堂(水天宮)
入場料:当日は4500円なので、いらっしゃりたい方はご予約をどうぞ。前売り4000円です。
大学生以下は2000円。
若い人にも浅草オペラのことを知っておいて欲しいな。

そういえば、母は梅園流という日舞の流派の名取なのですが、この流派も浅草オペラに関係あるらしい。



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