日は杉並合唱連盟主催のサマーコンサートに、エルフェ女声合唱団の伴奏者として出演して参りました。

エルフェ女声合唱団は、団の指揮者で作曲家、日本童謡協会理事の伊藤幹翁先生の曲を主に歌っています。

今回は、二本松の鬼婆伝説を題材にした「安達ヶ原」詞:宮沢章二、曲:伊藤幹翁、を歌いました。

現代曲風の前奏から入っておどろおどろしく「おにのばあさま~」から始まる歌。

途中その鬼婆が
「(旅人を殺したのは)わしじゃない。なんでおなごが人食うか。」


昨日開催されたホール:セシオン杉並は響きも良く、ピアノはベーゼン。
ピアノから離れているアルトの声も聞こえて、とても弾きやすかったです。

終わって伊藤先生と舞台袖に引っ込むと、中年の男の方が駆け寄ってきて
「いやぁ、実に素晴らしかった!ピアノも指の先から歌が出ているようだった!」
と興奮ぎみに仰ってくださいました。

初めて舞台に立った団員、杖をつきながら出演した団員もいて、そんな中でみんなで一致した歌が作れて、感激でした。

エルフェ女声合唱団は、毎週(金)10:00主に荻窪区民センターを中心に練習しています。
言葉の表現を繊細にとても大切にする団です。
ご興味ある方は、Kクリエイトのお問い合わせにてご連絡くださいませ~