先日「第28回せたがや歌の広場コンサート」に出演させていただきました。

 

このコンサートは、世田谷区にゆかりのある詩人、作曲家が毎年新しい歌を発表するコンサートです。

 

今年は、三柴恵さん作曲、片岡輝さん作詞の「一本の葦」とたかはしけいすけさん作詞の「かぜひきの歌」を、川口京子さんとこどもの城合唱団の皆様の歌で演奏致しました。

 

初演というのはとても責任ある仕事ですが、練習する中で楽譜の音符では書ききれない部分を教えていただけるのがとても楽しいです。

 

楽譜は音楽のガイドとして無くてはならないものですが、それ以上に作曲は音楽を作っていて、そこを知ることができるのは大変貴重な経験です。

 

今回の作曲家三柴恵さんは大変才能溢れる方で、ピアノも大変な腕前です(若くて美人)。

 

私が弾かせていただくのは、とても恐縮でした。

それだけに貴重な経験をさせていただき、感謝しております。

 

普段私はエルフェ女声合唱団というところでピアノを弾いていますが、ここも指導者で作曲家の伊藤幹翁先生の曲を演奏することができます。

伊藤先生は、作曲した時と演奏する時とで気持ちが変わられることも多く、いつも音楽が進んでいるように思えます。それこそ楽譜に無いことを仰ることもあり、固定観念に囚われず音楽が生きていることを感じられます。

 

作曲というのは一から作り出す尊いこと。

その世界を見せてくださいます作曲家の皆様に敬意を払います。

 

「一本の葦」がYouTubeにアップされました。是非ご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=sMJsy11FlZI