様々な形でおけいこを始められると思います。
4月からお子さまをピアノのおけいこに通わせたいと思う親御さんもいらっしゃると思います。

よく聞くのが、ピアノの先生が厳しくて叩かれたという話。

♪♪♪

私は、四歳からピアノを始めました。姉がやっていたのを見て、どうしてもやると言っていたそうです。

私は小さい頃のおけいこで恐い思いをしたことが、一度もありませんでした。

初めに習った先生は声楽家の方で、うたも教えてくださいました。
とてもとても美人な先生でお洒落で、自分の番を待っている間、持っていらっしゃるバッグやアクセサリーを眺めていました。
優しい先生で、おけいこを行くのが嫌だと思ったことは一度も無かったです。

(流石に音楽学校受験前からは厳しいレッスンでしたが、私の性格から厳しく言われてもどこ吹く風。先生もさぞかしやりにくかったかと、今になってご苦労ご察しします。)

音楽学校に入って初めについた先生は、著名な画家のお嬢様。レッスンは厳しかったのですが、そのレッスン室がその画家のアトリエでした。アトリエの真ん中にグランドピアノが置いてあって、周りには風変わりな置物やら絵がたくさん置いてありました。
そこへ行くのがとても楽しみでした。

その後もお陰さまで厳しい先生には巡り逢わず。素敵な先生方ばかりでした。

私は大して真面目にやって来なかったのに今だにピアノが好きでやっていられるのは、おけいこの幸せな記憶があったからかもしれません。

レッスンで叩かれてトラウマになって休学したという話も聞きます。

そんな話を聞くと、ピアノを弾く時間が幸せな時間になって欲しくて、また指導の世界に戻ろうかという考えが頭をもたげます。

まずは、4/13のマイリサイタルをクリアせねば。
お二人の素晴らしいゲストをお呼びできるので、私も頑張らねばと思っています。

4/13(金)18:30開演、代々木上原ムジカーザ