年末からお正月にかけて、どこのスーパーでも流れる宮城道雄作曲の「春の海」

 

琴の調べと雅びな感じがお正月にピッタリということでかかるのでしょうが、

 

元々は

 

宮城は曲のモチーフとして、8歳で失明する前に祖父母に育てられて住んでいた瀬戸内の景勝地、福山市の鞆の浦の美しい風景が目に焼きついたのをイメージして描いたそうです。

 

私も仕事の帰りに一度鞆の浦へ行ったことがあります。

 

小さな瀬戸内の小さな湾はとても穏やかで、

このメロディーが浮かんだのがよく分ります。

 

琴と尺八で初演されたこの曲は

ヴァイオリニスト ルネ・シュメーが尺八の部分を演奏し琴と一緒にレコードに録音したことから、

有名になったそうです。

 

昨日リハーサルで、大村さんのハープと石川さんのヴァイオリンの演奏を聴きました。

 

スーパーで流れてくるのとは全く違って、とても優雅でした。

 

1月13日のコンサートで、ぜひ生の演奏をお楽しみください。

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