一昨日2/26(日)、富山国際会議場で毎年恒例の「とやま子守唄フェスタ」が開かれ、出演して参りました。

今回のゲスト、「千の風になって」の大ヒットでも知られる新井満さんは、1964年の新潟地震に遇われ、津波を経験していらっしゃるそうです。その後津波によるPTSDで、1年間休学。津波前は80Kgあった体重が(相撲部だったそうです)激減して、現在も太れないと仰っていました。





今日たまたま東日本大震災に遇われたピアノの先生とお話していて…

当時家も何もかも流されてしまった生徒さんがいらっしゃいました。まだ小学生でした。震災直後そのお話を伺った時に、「何をして差し上げたらよいでしょう?」と伺ったところ
「ピアノの柄のレッスンバックをプレセントしたい」
と仰るので、ピアノ柄のレッスンバックとバックに付けるようなウサギの小さなぬいぐるみを送りました。
その生徒さんが今や中学三年生。昨年久慈市の台風10号の被害の後には、コンサートを立ち上げ、学校の仲間と市内で開いたそうで、たくましくなり震災の経験がよい方に向かったと、その先生は仰っていました。
震災当時は、差し上げたぬいぐるみをずっと持っていたそうです。

東日本大震災や昨年熊本地震など、災害に遇われた皆さまは、日々乗り越えるのが大変と思いますが、震災直後の人の関わり方によっても、ショックが違ってくるのかなと思いました。

「千の風になって」という素晴らしい歌を新井満さんが作ってくださいました。

あの歌に助けられた方も多いことでしょう。

今年震災後初めて、3/11に被災地で祈り演奏する機会を持つことになりました。