好きな人も多いエルガー作曲の「愛の挨拶」は、当時エルガーが伴奏法を教えていたキャロライン・アリスのために書き下ろしたヴァイオリン曲なので、伴奏部分に重点が置かれた作品。

これをエルガーがLiebesgrussというドイツ語のタイトルを付けて出版されたそうですが、全く売れず、出版社が作曲者の名前を国籍不明のE.Elgarと印刷し、タイトルをおしゃれなフランス語「サリュー・ダムール」に替えたところ、大当たりしたそうです。

先日弾いたエルガー作曲のヴァイオリンソナタも何かタイトルが付けられそうな作品でした。付けたらもっとヒットするかもしれませんね。

イメージひとつで変わりますね。