いよいよ、明後日になりました。

一昨年、昨年と、「ミュージックドロップスファミリーコンサート」というタイトルでファミリーコンサートを企画して参りました。今回そのタイトルを変えてみました。趣旨は同じファミリーコンサートなのですが。

1回目から所謂うたのお姉さんが出るファミリーコンサートとは違う形を目指したいと思っていました。タイトルがカタカナですと子どもっぽいイメージなのか、私が理想とするコンサートになりにくい面がありました。それで今回は全世代が参加できるコンサートを意識して、タイトルを変えてみました。

子どもには本物を見抜く力があります。音楽に力があれば、必ず聴いてくれる、それは今まで様々なところで演奏してきて感じていることです。

子どもは、リズミックで楽しい曲だけでなく、落ち着いた曲、陰りのある曲、様々な曲を聴くことで、色々な情緒が育ちます。

言葉も、難しい言葉を聴かせ、その時は分からなくても、大人になった時には分かるようになります。

こういったものを与えるには、子どもの中だけで育っていては出来ないのです。

また、今便利な世の中ですが、若いお母さんもお年寄りも孤立しがちです。

たった1回のコンサートでは僅かなことしかできませんが、音楽を通して人の輪が広がることを願っています。そして未来ある子ども達に、何か種を撒けることを願っています。