昨日3/26は、千葉県本八幡にある明徳保育園でコンサートをさせていただきました。
保育園なので、お迎えにいらしたお母さん達も楽しめるようにと、コンサートは17:30にスタート。最初に保育園の先生の演奏、続いて保育園を(ここの園は2歳児まで)卒園した子の演奏。そしてヴァイオリンの石川寛子さんと私の演奏。終演が19時という1時間半のこどもにとっては長いコンサートです。

始まるまで、私はきっとお腹もすくし眠くなる時間なので、お客様も入れ替わり立ち替わり、そんなに多くは聴いていらっしゃれないだろうと思っていました。

それが、0歳1歳児は途中で帰った子もいましたが、ほとんどのお子さんとお母さんお父さんが最後までいらっしゃいました。
そしてお行儀のいいこと!年長さんが頑張って聴いていると、年小さんも負けじと頑張って聴いています。

速い曲になると、手拍子ならぬ拍手が始まります。弾いているこちらも楽しませていただきました。

そこの園では、卒園したこども達を20年見守る20年プロジェクトという取り組みを始めたそうで、その一つが今回の卒園生による演奏だそうです。卒園が3歳なので演奏する子も5歳だったり。演奏した子は保育園の先生から花束もらい、ちょっと誇らし気でした。こういった機会を通して20年大人に見守られることで、こどもも親も心の拠り所になるかもしれません。昔はおじいちゃんおばあちゃん、ご近所さんがそんな役目を自然としていたのかもしれません。

今回のコンサートでは、近くの保育園からも先生と園児が聴きに来ていました。そこは英語で保育をしている保育園で、自然と英語が身に付く姿を見て、これから益々グローバル化していく中でこれだけ英語が自然に話せたら、楽だろうなと思いました。
そこの園長先生とお話したところ、今日のプログラムの中の「ぞうさん」をその園の殆どのこども達が知らなかったのがショックだったと仰っていました。英語の歌を日頃教えていますが、ひな祭りの時に子ども達に「あかりをつけましょ、ぼんぼりに~」と歌ったところ、子ども達からブーイングが出たそうです。日本的陰りのあるメロディーを理解しなかったことが、とてもショックだったそうです。
話す言葉によって、情緒も変わるのかもしれません。
とても若いガッツのある園長先生でしたので、きっとこの先こういった問題を、保育の中で変えていってくださると思います。

コンサートが19時に終わっても、こども達はまだまだ元気でした、こちらもこどもから沢山パワーをもらいました(*^^*)

保育園の先生方には大変お世話になりました。