ピアノにはペダルが付いています。ピアノと同じような機能を持つキーボードにも付いています。

先日のイヴェントで、キーボードのペダルが効かないといったアクシデントに見舞われました。

ペダルは踏むと音が延びる仕組みになっています。

それが延びないとどうなるかというと、和音の響きが無くなるので、響きが欲しい場合は鍵盤を押し続けなければなりません。

和音が鳴り続けることをピアノのペダルにお任せできるならば、手は鍵盤から離れていても鳴り続けられるので、他の音の動きをプラスすることができます。

それができなくなると…違うことを考えなくてはなりません。音数も音の動きも当然少なくなります。

先日のイヴェントは外でのイヴェントで人が通る場所でしたので、リハーサルというものができず、本番で弾きながら考えなければいけなく、てんてこ舞いでした。

かつて鍵盤の数が足りずペダルも付いていないキーボードのこともありました。また、古いピアノだったため、弾いている途中でペダルの心棒が外れたこともありました。今回のようにペダルは付いているものの、全く機能しないこともありました。

主催者様にぜひペダルのご確認をお願いしたいです。

機能が足りなくても心を込めて演奏すればいいのですが、先日はそこまで自分の気持ちがいかず、そういった意味では、自分はまだまだ未熟だなと思ったのでした。