昨日 野田村の生涯学習センターで復興支援こけら落としコンサートをやりました。地元のピアノの先生と手を組んでのコンサートは昨年に引き続き、三回目になります。今回は地元の合唱団、吹奏楽団、子どもの歌、そしてずっとボランティアコンサートをやりたいと仰ってくださっていたヴァイオリ二ストと私のピアノで、生涯学習センターがきれいになったのを記念して教育委員会の援助で、こけら落としという形になりました。笑いあり涙ありの盛り沢山のコンサートでした。村は昨年に比べるとだいぶ落ち着いて参りました。瓦礫は減り、新しい家も少し建っています。コンサートをさせていただいた生涯学習センターの1階は、津波が通り壊れた所です。そこがキレイになり、中にある図書館に寄付の本が集まり、ホールには寄付のピアノが入りました。コンサートで音が鳴った瞬間、平和であることが何て幸せなことか噛み締めました。この瞬間に涙を流す方も見られました。
今回、被災地の方を思って東京の方がお花の額絵を100枚描かれ、それをお持ち致しました。仮設にいらっしゃる方が「お花は気持ちが明るくなる」と仰って貰っていかれました。
一つ気になったのが、客席に男の人が少なかったことです。仮設住宅での男性の孤独死のニュースも耳にします。そんなことにならないことを願います。
生きているだけで丸儲けです。